雨の回に、ひとりでいる場面が少ない
第1160話まで読んで書いています
先に結論
雨の回をならべると、ひとりでいる場面が少ない。
雨のふる崖で、二人が向かいあう回がある。うるんだ二つの目と、手をのばすところ。 確認済(第59話) 葉っぱの屋根の下で、楽しいッ、というひとことが出る回がある。 確認済(第138話) 二つの傘がならぶ回がある。葉っぱをさしかける手が描かれる。 確認済(第441話) 葉っぱでできた傘をさして、雨の中をかけていく回もある。 確認済(第440話)
雨が、何をしているか
雨の回では、しのぐ形がそのまま関係の形になる。
一つの葉っぱの下に二人が入る。 傘をさしかける。 崖の上と下で、手をのばす。
濡れないようにするふるまいが、そのまま相手との距離になっている。
晴れた日の回では、こうはならない。 草の上にならんですわるだけでは、距離が形にならない。
傘のかたちが、そろっていない
傘は、回によって違う。
葉っぱのこともあれば、布のこともある。 確認済(第439話) 屋根のかわりに大きな葉をかざす回もある。
同じ道具が使いまわされない。
これは、この作品でよくあることになる。 道具は、その回のためにそこにあって、次の回には無い。
雨がしていること
A・雨の日は、外にいる理由が要る。 だから、誰かと一緒にいる場面になりやすい。 ひとりで雨にあたっていると、そこに説明が要る。
B・雨が、寄せるための道具として使われている。 物語のうえで、二人を近づける。 これは、よその作品でもよく使われる形になる。
Bは分かりやすい。ただしBだと、なぜそれ以外の使いかたが出てこないのかが残る。
雨をこわがる回、雨で困る回、雨で仕事が止まる回。 そういう回を、こちらは見つけていない。
天気が、しくみに触らない
そこにつながる。
この世界では、天気が仕事や制度に影響しない。
雨だから休み、という回が出てこない。 雪の日に、暖まる道具が出てくる回も見つかっていない。 確認済(第1076話)
天気は、その日の気分と距離にだけ効いている。
ひとつだけ
雨の日に家の中にいる場面があるのかどうかは、確かめていない。 未確定
窓の外が雨の回はある。 確認済(第1096話) そこでも、ふとんから顔を上げて、外の音を聞いている。
まだわかっていないこと
- 雨の日に家にいる場面があるのかどうか 掘っていない
- 傘を持っている者と、持っていない者の差 掘っていない
- 雨が話の何をしているのか 掘っていない
一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。
この記事の方針
- 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
- ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
- 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
- まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
- こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
- 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
- あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
読み終わらなくても、ここで置いていけます。90日たったら、トップで一度だけまた出します。