集めたあとが、どこにも続かない
第1160話まで読んで書いています
先に結論
この世界では、集める場面がよく描かれる。
草をつめた袋を持って、行く先の札のところまで運ぶ。 確認済(第125話) 台に置いて渡すと、そのあと袋が手わたされる。 確認済(第126話) 差し出される入れものに、名前のついている回もある。 確認済(第955話) みんなで床をこする回には、曲の名がついている。 確認済(第1111話)
そのどれも、行き先が出てこない。
二つの片づけ
片づけには、二つの形がある。
ひとつは仕事としての片づけ。草をむしって、袋につめて、渡す。 もうひとつは暮らしの片づけ。ゴミを入れて、床をこする。
どちらも、渡したところ・入れたところで切れる。
食べたあとと、同じ形
これは、食べたあとが描かれないのと同じ形になる。
空になった皿は描かれる。 下げる者も、洗う場面も、次の食事も出てこない。
入口だけが、くりかえし描かれる。
行き先が無いことの、見立て
A・その先に用が無い。 物語として面白いのは、集めるところまでになる。 運んだ先を描いても、話が進まない。
B・その先を決めていない。 どこへ行くのかを作っていないので、描きようがない。
C・行き先が無いことが、この世界の形である。 食べ物は湧く。ゴミは集められて、消える。 入ってくる側も、出ていく側も、外につながっていない。
Cは大きく出すぎている。ただし、湧きどころと対になっているところは面白い。
湧くほうは、出どころが描かれない。 片づけるほうは、行き先が描かれない。
この世界は、両端が閉じている。
一つだけ、行き先が出る
例外のように見えるものがある。
草を運ぶ先には、記号のふられた区画の札がある。 確認済(第125話) 行き先の名前だけは出ている。
ただし、そこで何が起きるのかは描かれない。 札があるところまでで、絵が終わる。
名前はあって、中身がない。 この作品で、いちばんよく出てくる形になる。
まだわかっていないこと
- 集めた草がどこへ行くのか 掘っていない
- ゴミを最後にどこへ捨てるのか 掘っていない
- 片づけたあとの場所が描かれた回があるかどうか 掘っていない
一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。
この記事の方針
- 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
- ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
- 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
- まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
- こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
- 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
- あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
読み終わらなくても、ここで置いていけます。90日たったら、トップで一度だけまた出します。