ひきだし

討伐の道具が、どこで作られているのか

第1160話まで読んで書いています

先に結論

  • 店に武器と書かれた札が並ぶ回がある 確認済(第625話
  • そろいで手に入れて、武器おそろいという声が出る回がある 確認済(第711話
  • 早い時期から、同じ色の道具の先が描かれている 確認済(第158話
  • 作る場面・直す場面を、こちらは挙げられない 未確定

この記事で、まだわかっていないこと 3

道具を持って出かける。先の分かれたもの、細いもの、色のついたもの。

買えることは分かっている。 店があり、札があり、そろいで手に入る回もある。 分かっていないのは、その手前だ。

売られているところまでは、描かれる

順に出てくる。

早い時期に、ピンクの道具の先が描かれる。 確認済(第158話 店に、武器と書かれた札が並ぶ。 確認済(第625話 岩のすきまへ向かう回では、そろいで手にして、 おそろいだという声が出る。 確認済(第711話 細い剣を手にする回もある。 確認済(第695話 店の前を通りすぎるだけの回もある。 確認済(第1144話

売り場はある。買う場面もある。 この世界のものとしては、むしろ描かれているほうになる。

作る場面が、出てこない

そのうえで、こちらは挙げられない。

打つ場面。削る場面。組む場面。直す場面。

食べ物には、焼く回も、揚げる回も、混ぜる回もある。 道具には、それにあたる回が無い。

同じ「売られているもの」なのに、 片方は作るところが描かれて、もう片方は描かれない。 この差は、たまたまには見えない。

壊れない

もう一つ、抜けているものがある。

壊れる場面を、こちらは見つけていない。

討伐に持っていって、相手に当てて、そのまま持ち帰る。 折れる回も、曲がる回も、買い替える回も出てこない。

無くす場面はある。早い時期に、落とした道具を拾う回がある。 確認済(第119話 無くすことはあっても、壊れることはない。

作られず、壊れず、無くせばある。 この世界の道具は、消耗品として描かれていない。

釣り合っていない

いちばん気になるのは、ここになる。

相手の大きさに対して、道具が小さい。

大きなものが現れる回はいくつもある。 それでも、渡されるのは同じくらいの大きさの道具のままだ。 別のものが渡される場面を、思い当たる回がない。

選べるのかどうかも出てこない。 店に並んでいるのだから選べそうなものだが、 選び方の場面が無い。 そろいで手に入れる回では、みな同じものを持っている。

これを、二通りに読める。

ひとつ。釣り合いなど、はじめから問題にされていない。 ファン考察 道具は討伐の印であって、相手を倒す手段としては描かれていない。 だから大きさが合わなくていい。

ふたつ。合わないことが、そのまま仕事の厳しさとして置かれている。 ファン考察 小さい道具で大きな相手に向かわされる。その形が、この仕事の重さになる。

どちらとも決められない。 相手を倒す場面そのものが、 こちらの記録では細かく描かれていないからだ。

売る者はいて、作る者がいない

並べ直すと、この記事の中身は一行になる。

売る者はいる。買う者もいる。作る者だけがいない。

同じ形が、この世界のほかのところにも出ている。 札を渡す者はいて、出す者がいない。 店に名前はあって、付けた者がいない。 建物は建っていて、建てた者がいない。

道具も、同じ棚に入る。

そしてこの棚に入っているものは、どれも いまそこにある状態からしか描かれない。 どこから来たのかを問うと、いつも同じところで止まる。

止まる場所が毎回同じだということ自体は、 たぶんこの作品について言える数少ないことの一つだと思う。

まだわかっていないこと

  • 誰が作っているのか 掘っていない
  • 壊れたらどうなるのか 掘っていない
  • 相手の大きさに対して、選べるものが増えないのはなぜか 掘っていない

一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。

この記事の方針

  • 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
  • ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
  • 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
  • まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
  • こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
  • 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
  • あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。