道具に名前が付く回は、数えるほどしかない
第1160話まで読んで書いています
先に結論
この作品では、道具に名前が付くことがめずらしい。
つるに引っぱられる場面で、鎧を着た人物が道具の名を口にする回がある。 確認済(第952話) 差し出される入れものに、名前のついている回がある。 確認済(第955話) 火をつける道具の名が出る回もある。 確認済(第844話)
それ以外の道具は、たいてい色とかたちで呼ばれる。 青い道具。細い棒。黄色いふちの台。四角い機械。
名前が出るのは、どんなときか
三つの回をならべると、共通点がある。
| 回 | 名前を言うのは | そのとき起きていること |
|---|---|---|
| 道具の名 | 鎧を着た人物 | 相手の種類を言い当てる |
| 入れものの名 | 鎧を着た人物 | 抜き打ちで確かめに来る |
| 火の道具の名 | 住人 | ろうそくに火をつける |
二つは、同じ側が言っている。
仕事で来ている者が、道具の名を口にする。 住人のほうは、色やかたちで呼ぶことが多い。
ここから読めること
読みは二つに分かれる。
A・知っている側と、知らない側がいる。 名前を知っているのは、しくみの側にいる者になる。 住人は、使えれば足りる。だから呼び名で済ませる。
B・名前が要る場面だけで名前が出る。 言い当てる場面、確かめる場面では、あいまいに呼べない。 だから名前が出る。ふだんは要らない。
Bのほうが説明としては軽い。 ただしBだと、なぜ住人の側にも名前を知っている回があるのかが残る。 火をつける道具の名は、住人が口にしている。
名前が出ると、何が起きるか
名前が出た回は、そのあと話が進む。
相手の種類が言い当てられ、対処が決まる。 入れものが差し出され、その場で片づけになる。 火がつき、ろうそくが灯る。
名前は、この作品では場面を先へ動かす道具になっている。 名づけたから分かる、のではなく、名づけたから次へ行ける。
分からないこと
名前の付く道具と、付かない道具の分かれめは見えない。 未確定 同じ道具が別の回でも同じ名で呼ばれるのかも、確かめていない。
道具の名は、出たその場かぎりで消えていく。
まだわかっていないこと
- 名前の付く道具と、付かない道具の分かれめ 掘っていない
- 同じ道具が、別の回でも同じ名で呼ばれるのか 掘っていない
- 名前を知っているのが誰なのか 掘っていない
一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。
この記事の方針
- 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
- ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
- 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
- まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
- こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
- 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
- あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
読み終わらなくても、ここで置いていけます。90日たったら、トップで一度だけまた出します。