ひきだし

ハチワレは、なぜ特訓を続けるのか

第1166話まで読んで書いています

先に結論考察

  • 自分から始めた回が出てこない。いつも持ちかけられている
  • 持ちかけるのは同じ相手で、場所もいつも焼いたものの前
  • 受けるほうの声は「やりたい」と「強くならないと」の二つ
  • 好きだ、とは一度も言っていない
  • 足りないから続けているのか、続けたいのかは分かれる
  • 誘いを受けつづけることと、やりたいことは別になる

この記事で、まだわかっていないこと 3

言い出すのは、いつも向かいの席

網の上に赤い肉がのっていて、ジュウウという音がする。 事実(第586話) 討伐の首尾をたずねられ、むずかしかったと返ったあとに、特訓の二文字が出る。 言い出したのは、たずねた側になる。

三年後、同じ形の回がある。タン塩とレバーの皿の前で、一緒にどうだ特訓、と声がかかる。 事実(第1045話) その数日後、白い紙エプロンの背中に向かって、じゃあまた特訓でなッ、と言われる。 事実(第1048話)

考察/ここまでで言えること

特訓が持ち出されるのは、いつも焼いたものを囲んでいる席になる。

仕事の場でも、道具の前でもない。食べているときに出てくる。

受けるほうの声は、二つしか出ていない

一つめは、やりたい、という声。試験という二文字が出る回で、特訓がくり返される。 事実(第588話) そのあと、一人で青い道具を持ち、ンーショという声を出して出かける。 事実(第590話)

二つめは、もっと強くならないと、という一言。 事実(第768話) 島から帰る船の上で、すごい活躍だったな、とほめられた直後に出る。

考察/二つの声の、向きが逆になっている

やりたいは前へ、強くならないとは後ろへ向いている。

前者はこれからの話で、後者はいまの自分が足りないという話になる。 同じ人物の口から、四年をあけて出ている。

好きだ、とは言っていない

たのしい、も、好きだ、も出てこない。 出てくるのは、やる、やりたい、がんばろうね、という受けかたのほうになる。

そして四年目に、ついに一緒に特訓だな、と言われてハイと返す。 事実(第1124話) ピンクと青のつかみ道具が並び、葉っぱを二枚くくる。 ついに、と言っているのは誘った側になる。

ここから先は推測

誘う側が出る回は、ほとんど二人そろっている。 逆に、二人そろった回は、この人物が出る回のごく一部にしかならない。 つまり、誘いは来るときにまとめて来ることになる。

そう見ると、続けているように見えるものの中身が変わる。 四年のあいだに四度、同じ席で同じ言葉が出て、そのたびに受けている。 続けているのは、受けることのほうかもしれない。

考察/いちばん先まで読むと

足りないと思っているから続けているのではなく、誘われたら断らないのだと読める。

断らない理由は出てこない。 拒む声は、この世界のいろいろな者から出る。理由が付くのは、求める声のほうだけになる。

まだわかっていないこと

  • 自分から特訓を言い出した回があるのかどうか。言い出す側は、いまのところ同じ相手になっている

    数えた 誘う側が出るのは99話で、そのうち74%にこの人物が同じ回にいる。逆から見ると、この人物が出る870話のうち73話。つまり誘う側の回はほとんど二人そろっているが、二人そろった回はごく一部になる。言い出す順まで決めるには、その73話を一枚ずつ開くことになる

  • 「もっと強くならないと」が、誰と比べての話なのか。比べる相手が画面に出ない

    絵を開いた 事実(第768話) 開いた。ほめた側は同じ船にいて、すごい活躍だったな、と言う。返すほうは、でも、もっと強くならないと、と言う。相手の名前も、届かなかった場面も出てこない。比べているのは、直前にほめられた自分になる

  • 一緒に行った先が描かれるのかどうか。誘いと、出かける場面はあるが、着いた先が続かない

    数えた 誘いの言葉が出る回は、2022年11月・2023年11月・2025年9月・2026年4月に散っている。四年のあいだに四度。続けて出る回は無いので、着いた先を追うには、そのあいだの回を開くことになる

この記事の方針

  • 「事実」は、絵か公式の投稿で照合できたことだけ。確かめた話数を添えています。
  • ファンのあいだで語られているものは「巷の説」、このサイトの読みは「考察」と分けています。
  • 根拠の薄い読みは「ここから先は推測」の節に分けています。
  • あらすじの再構成と長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。

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