名前の付いた読みが先に広まると、読み直しにくい
第1160話まで読んで書いています
先に結論
いちばん古い回から順に見ていくと、食べ物ばかりが並ぶ。
半分こにする。 確認済(第1話) ブロッコリーに何かをかける。 確認済(第3話) 飲み物と、焼いたもの。 確認済(第4話) 大きなものがスライスされるのを、二人で見上げる。 確認済(第8話)
二十話ぶんのほとんどが、食べることの回になる。
そこに一度だけ、別のものが入る
そして、その列の中に一度だけ入る。
腕が増え、色が変わり、名前が呼ばれる回。 確認済(第9話)
食べる回の列の中に、いきなり置かれている。
前後を見ると、第8話は大きなものを見上げる回で、 第10話は跳ねて笑う回になる。
両側とも、ふつうの日になっている。
巷では、別の呼び名が付いている
ここから、この記事の本題になる。
巷では、この初期に別の呼び名が付けられて語られることがある。 ファン考察 食べ物が足りない一続きとして紹介される形になる。
こちらの記録は、そうは見えない。
分け合う回がある。 確認済(第1話) 味わう回がある。笑う回もある。 確認済(第10話)
足りないことに触れた記録が、出てこない。 未確定
取り合う回はある。よこせと言う回も、あとの年に出てくる。 足りないから取る、という形では描かれていない。
読みの違いが、どこから出たか
そこで、問いが二段になる。
一段目。初期は、何の話として始まったのか。 食べることの楽しさなのか、別のものなのか。
二段目。その読みの違いは、どこから出たのか。
二段目のほうが、この記事では大きいと思う。
名前が付くと、読みが固まる
名前の付いた読みが先に広まると、読み直すのが難しくなる。
これは、裏設定という言葉について書いたことと同じ形になる。 呼びかたが決まると、置き場所が決まる。
「食べ物が足りない一続き」という名前が付くと、 そのあと初期を読む人は、足りなさを探して読むことになる。
探せば、見つかる。分け合う場面は、足りないから分けたように読める。 同じ絵が、名前によって別のものに見える。
こちらも、名前を付けている
公平のために書いておく。
このサイトも、初期に名前を付けている。
編の名前を単行本の巻に合わせているので、そこは借りものになる。 それでも、どこからどこまでを一続きと見るかは、こちらが決めている。
そして、この記事に「食べ物ばかり」と書いた。 それも、ひとつの名前の付けかたになる。
ちがうと言えるとすれば、 数えたものではなく、名指しした回を並べたという一点だけになる。 確認済(第1話) 確認済(第3話) 確認済(第4話) 確認済(第8話)
並べた回を見て、別の名前を付けることはできる。 そこは開けてある。
第9話が、いちばん効く
最後に、いちばん気になるところを書く。
第9話が、あの位置にある。 確認済(第9話)
食べる回が続くなかに、一回だけ。説明なしで。そして、次の日には戻る。
初期をどう呼ぶにしても、この一回が入る。
楽しい話だと呼べば、この一回が浮く。 足りない話だと呼べば、食べている回のほうが浮く。
どちらの名前も、全部は説明しない。
そこが、この作品の初期のいちばん正確な姿だと思う。 一つの名前で呼べない並びが、はじめからあった。
まだわかっていないこと
- 初期は、何の話として始まったのか 掘っていない
- 足りないことに触れた回があるのか 掘っていない
- 名前の付いた読みが、どこから出たのか 掘っていない
一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。
この記事の方針
- 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
- ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
- 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
- まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
- こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
- 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
- あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
読み終わらなくても、ここで置いていけます。90日たったら、トップで一度だけまた出します。