第1話は、食べものの回だったのか
第1180話まで読んで書いています
先に結論考察
食べ物で始まるが、姿の回も早くに入る
- 名の付いた読みが広まると、読み直せない
- 呼びかたが決まると、置き場所が決まる
- 同じ絵が、別のものに見えてくる
- 楽しい話と呼べば、その回が浮く
- 足りない話と呼べば、食べている回が浮く
いちばん古い回から順に見ていくと、食べ物ばかりが並ぶ。
半分こにする。 事実(第1話) ブロッコリーに何かをかける。 事実(第4話) 飲み物と、焼いたもの。 事実(第5話) 大きなものがスライスされるのを、ふたつならんで見上げる。 事実(第9話)
そして、その列の中に一度だけ入る ── 腕が増え、色が変わり、名前が呼ばれる回。 事実(第10話) 前後を見ると、第9話は大きなものを見上げる回で、第11話は跳ねて笑う回だ。 両側とも、ふつうの日になっている。
巷では、別の呼び名が付いている
巷では、この初期に別の呼び名が付けられて語られることがある。 巷の説 食べ物が足りない一続きとして紹介される。
絵は、そうは見えない。 分け合う回がある。 事実(第1話) 味わう回がある。笑う回もある。 事実(第11話) 足りないことに触れた場面が、出てこない。
取り合う回はある。よこせと言う回も、あとの年に出てくる。 足りないから取る、とは描かれていない。
考察/ここまでで言えること
名前の付いた読みが先に広まると、読み直すのが難しくなる。
呼びかたが決まると、置き場所が決まる。 「食べ物が足りない一続き」という名前が付くと、 そのあと初期を読む人は、足りなさを探して読むことになる。
探せば、見つかる。分け合う場面は、足りないから分けたように読める。 同じ絵が、名前によって別のものに見える。
そして、名前は絵より先に届く。 検索して来た人は、絵を見る前に名前を受け取っている。
第10話が、いちばん効く
食べる回が続くなかに、一回だけ。説明なしで。そして、次の日には戻る。 事実(第10話)
考察/もう少し先まで読むと
初期をどう呼ぶにしても、この一回が入る。
楽しい話だと呼べば、この一回が浮く。 足りない話だと呼べば、食べている回のほうが浮く。 どちらの名前も、全部は説明しない。
そこが、この作品の初期のいちばん正確な姿だ。 一つの名前で呼べない並びが、はじめからあった。
名前が付かないのではなく、付けると必ず何かが余る。 余ったものを見ないことにするのが、名前の働きだ。
この読みの、弱いところ
足りなさに触れた場面が出てこない、と言うには、 初期の回を一つずつ当たることになる。引いているのは五つになる。
名前が絵より先に届く、という読みも、読む人を見て言ってはいない。 一つの名前で呼べない、という線は、一つの回が浮くことから出ている。
まだわかっていないこと
- 初期が何の話として始まったのか。二十話ぶんの絵を開いて、食べる回・食べない回・足りない回に分ければ、名前を付けずに割合だけは出せる
数えた 範囲は決まった。初めの二十話は第1話から第21話までで、そこに書きとめてあるのは ちいかわ(第1話から)・うさぎ(第1話から)・くりまんじゅう(第5話から)の三つになる。ハチワレはまだ出ていない(初出第29話)。分けるには、その二十話を開くことになる
- 足りないことに触れた回があるか。書きとめには出てこない。無いことを示すには初期を全部開くことになる。二十話なら開ききれる
絵を開いた 事実(第47話) 初期の回を十いくつ開いた範囲では、足りない、という言葉が出てこなかった。第47話では、これじゃもうチャリ…ル…メラ食べれないよ!!、と、食べられなくなることを嘆く。第44話では、よくあるから大丈夫、で済ませる。足りなさは、失う形でしか画面に出ていない
- 名前の付いた読みがどこから出たのか。巷のまとめの古いものから順に当たれば、最初にその呼びかたをした場所に当たりが付く。作品の側の出どころは無い
確かめる道が無い 巷のまとめを写さないと決めてあるので、古いものから当たる道は取らない(巷のまとめは、説を知るために読むだけで、写さないと決めている)。作品の側の出どころは無い
この記事の方針
- 「事実」は、絵か公式の投稿で照合できたことだけ。確かめた話数を添えています。
- ファンのあいだで語られているものは「巷の説」、このサイトの読みは「考察」と分けています。
- 根拠の薄い読みは「ここから先は推測」の節に分けています。
- あらすじの再構成と長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
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