食券は、先に買うのか後で買うのか
第1180話まで読んで書いています
先に結論考察
券の形から先だと分かる。場面は出ない
- この作品は、手続きに時間を使わない
- 買う、申し込む、届け出る。どれも短い
- そのあとに来るものが、大きく描かれる
- 食べる場面はあり、買う場面は出てこない
- 隠すのではなく、目が向いていない
机に朝の定食がならんでいて、いただきます、という声が出る。 同じ場面に、券の字が出ている。 事実(第473話)
順番でいえば、券は食べる前のものだ。 けれど絵では、食べる場面と一緒に置かれている。
買う場面が出る回は、そう多くない。 入場券を三つぶん買う回がある。 事実(第883話) 土産の石を持ちこむ回がある。 事実(第525話) 菓子パンを買う回もある。 事実(第1141話) どれも、手わたす瞬間より、手に入ったあとのほうが長く描かれる。
考察/ここまでで言えること
この作品は、手続きに時間を使わない。
買う、申し込む、届け出る。そういう場面は短く切られて、 そのあとに来るものが大きく描かれる。
同じ形が、ほかにもある。
| 先に大きく描かれるもの | 短いか、出ないもの | |
|---|---|---|
| 食べる | 食べている場面 | 買った場面 |
| 受かる | 合格の紙 | 受けている場面 |
| 催し | 舞台の上 | 申し込み |
結果のほうが、いつも手前に来る。
三つの読み
A・順番を描く必要がない。 食べているところが見せたいので、買うところは省く。
B・払うしくみが、そもそも軽い。 値段が数で出る回は、最初期の料金表のほかに見あたらない。 安い、という言葉は出るが、いくら安いのかは出てこない。
C・払っていない。 券は先に配られたもので、買ったのではない。
Cは取りこぼしが大きい。券そのものが、買ったことを示している。 AとBを分けるには、払わずに食べる回が要る。 そういう回は、出てこない。
見えないのは、隠しているからではない
考察/もう少し先まで読むと
しくみが見えないのは、そこにカメラが向いていないからかもしれない。
その言いかたは、説明を避けているように聞こえる。
ここは、少し違って見える。 避けているのではなく、そこを撮っていない。 撮っていないものは、避けたものと画面では同じに見える。
この二つは、見分けられる。 避けているなら、その場面に来たときに画面が逸れる。 撮っていないだけなら、そもそもその場面に来ない。
食券の回は後者だ。買う場面まで話が行っていない。
巷では、働いて食べる形として語られる
草むしりや討伐で得たもので食べている、と説明される。 巷の説
合わないところ。 買う手順については、巷でも挙げられない。 語られるのは、稼ぐところと食べるところまでになる。
この読みの、弱いところ
三つの読みのうち、Cを退けた根拠は券そのものになる。 AとBを分ける回が出てこないので、残りの二つは決まっていない。
表に並べた三つの形も、こちらが選んで組んだものだ。 避けることと撮らないことの見分けも、一つの回で言っている。
まだわかっていないこと
- 先に買ったのか、あとから払うのか。券の出る回の絵で、券が手にあるか机にあるかを見れば、順番だけは決まる 事実(第473話)
券は手にあった。先に買っている
絵を開いた 事実(第473話) 券は手にあった。第473話に、食券、と書かれたこまがあり、三枚の券が手に持たれている。机の上には無い。同じ回に、朝定食、の湯気のこまと、いただきまーす、のこまがならぶ
- 券を出す相手がいるか。券の出る回に誰が映っているかを数えれば、受け取る側がいるかどうかは分かる。いなければ、渡す相手ごと省かれていることになる
数えた 券の出る回が決まれば、その回に誰がいたかは記録で出る。ただし受け取る側が名前の無い者なら、書きとめには入らない
- 湧きどころのものに、なぜ代金が要らないのか。誰のものでもないとは言われないし、持ち主も出てこない
絵を開いた 事実(第883話) 払う回と、払わない回の両方が出てきた。払うほうは、第473話で報酬の袋から食券を買い、第883話では入場券を三つそろって出し合ってちょうど買う。払わないほうは湧きどころで、第475話・第906話・第909話・第1160話のどれにも、代金も、券も、受け取る者も出てこない。湧いたものは、その場にいる者がそのまま口に入れる
この記事の方針
- 「事実」は、絵か公式の投稿で照合できたことだけ。確かめた話数を添えています。
- ファンのあいだで語られているものは「巷の説」、このサイトの読みは「考察」と分けています。
- 根拠の薄い読みは「ここから先は推測」の節に分けています。
- あらすじの再構成と長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
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