ひきだし

一人でいる回は、本当に少ないのか

第1160話まで読んで書いています

先に結論

  • 人物の札が1人だけの回は175話。札のある回の15.6%にあたる 確認済(第14話
  • 2024年だけ23%と高く、2026年は7%まで下がる 確認済(第849話
  • 本をひらいて夜を過ごす回のように、静かで残りにくい回が多い 確認済(第14話
  • 少ないという印象と、札の数が大きくずれている ファン考察

この記事で、まだわかっていないこと 3

この作品は、いつも誰かと一緒にいる。そういう印象がある。 食べるときも、働くときも、寝るときも二人か三人でいる。 一人の回はめずらしい、と書きたくなる。

数えたら、そうではなかった。

何で数えるか

先に、数えかたのことを書いておく。

「ひとり」という言葉で探すやりかたは、使えなかった。 このサイトは各話に短い言葉を三つ付けてあるが、あれはこちらが書いたもので、 しかも三つしか書かない。一人で過ごす回でも、その回で目立ったものが 別にあれば書かない。数えても、こちらの書きかたが出てくるだけになる。

おまけに、当たっても中身が違った。 鎧のうちの一人を指す回。 確認済(第294話 四人のうちの一人が先に出ていく回。 確認済(第850話 「◯人のうちの一人」に当たっていた。

使ったのは人物の札のほうだ。札は全話について絵を見て、 出ている者を全部書いてある。三つに選ぶのではないので、全体の数として使える。 札が1人だけ付いている回を数える。

175話。札のある回1120話のうち15.6%。

15.6%は、多いのか少ないのか

年ごとに見るとこうなる。

札が1人の回
202020 / 137話(15%)
202141 / 247話(17%)
202236 / 208話(17%)
202320 / 158話(13%)
202435 / 155話(23%)
202518 / 145話(12%)
20265 / 70話(7%)

六回に一回は、札が一人だけ。 二日か三日に一度は、誰かが一人でいる計算になる。

これを少ないと呼ぶかどうかは、何と比べるかによる。 ただ、めずらしいという印象とは、かなり違う。

年ごとの上下も大きい。2024年が23%でいちばん高く、2026年は7%しかない。 2024年は一人で動く回が続いた年だ。 確認済(第849話 2026年はまだ70話しか取り込めていないので、 この数字は来年になると動く。 未確定

なぜ、少なく感じるのか

三つ考えられる。

ひとつ。一人の回が、印象に残りにくい。 本をひらいて夜を過ごす回、机に向かう回。 確認済(第14話 どれも静かで、事件が起きない。次の日には忘れている。

ふたつ。札が1人でも、一人でいるとはかぎらない。 名前の付いていない者が近くにいる回は、札が1人になる。 店で注文する回、人だかりの中にいる回。こちらは数えていない。 未確定

みっつ。この作品の売りが、一緒にいることとして語られている。 巷の紹介はたいてい三人のことから始まる。 先にそう聞いてから読むと、一人の回が見えなくなる。

三つのうちどれが効いているかは、分けられていない。

数のほうを信じるかどうか

ここで困ることがある。175話という数は、札の付けかたに寄りかかっている。

札は絵を見て付けたものだけで、推測では埋めていない。 付け忘れがあると、その回は一人の回として数えられてしまう。 実際、章の題から札の漏れが五つ見つかったことがある。

つまり、175話は上限に近い数だ。実際はもっと少ないかもしれない。 どれだけ少ないかは、札の付け忘れがどれだけあるか次第で、 それはこちらには分からない。

言えるのは、15.6%が天井だということになる。 天井が15%なら、床がどこであっても「めずらしい」とは言いにくい。

言えること

言い切れるのは、ここまでになる。

  • 札で探すと、六回に一回は一人だけが映っている
  • それは上限で、実際はもっと少ない。 どれだけかは分からない
  • 上限が15%でも、めずらしいとは言いにくい

この作品を「いつも一緒にいる話」として読むなら、 一人でいる六分の一の回を、どう位置づけるかが残る。 さびしい回として描かれているのか、ふつうの時間として描かれているのか。 そこは、数では出ない。 絵を一枚ずつ見ることになる。

まだわかっていないこと

  • 札が1人の回のうち、実際に一人でいる回がどれだけあるか 掘っていない
  • 一人でいることが、さびしさとして描かれているのかどうか 掘っていない
  • 2026年だけ7%と低いのは、記録のせいか出来かたのせいか 掘っていない

一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。

この記事の方針

  • 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
  • ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
  • 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
  • まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
  • こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
  • 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
  • あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。