本はよく出るのに、書いた者が出てこない
第1160話まで読んで書いています
先に結論
本は、よく出る。
草むしり検定の本を開く回がいくつもある。 確認済(第94話) お酒の資格の本を広げて、勉強中でーす、と言う回がある。 確認済(第488話) 料理の本の表紙が出る回もある。 確認済(第373話) 島には、豆知識のコーナーに本が置かれている。 確認済(第692話)
売る場所もある。古本ののぼりが立っていて、箱に背表紙がならぶ。 確認済(第71話)
出てこないもの
- 書いた者
- 作っている場所
- 新しい本を売る店
- 中身が正しいと決める者
ぜんぶ出てこない。
古本は売られているのに、新しい本がどこから来るのかが描かれていない。
本が、この世界で何をしているか
本の出かたには、はっきりした型がある。
| 出かた | 何が起きるか |
|---|---|
| 検定の本を開く | 受ける準備が進む |
| 資格の本を広げる | 勉強していることが分かる |
| 料理の本の表紙 | 作るものが決まる |
| 豆知識の本 | 場所の説明が出る |
どの本も、読む者を次の行動に押している。
読んで考えこむ回、読んで迷う回は、そう多くない。
説は三つに割れている
**ひとつ。**本は、この世界では道具に近い。 中身を味わうものではなく、使うものとして描かれている。 だから作者が要らない。
ふたつ。書いた者を出すと、この世界に教える側が生まれてしまう。 教わる場所が出てこない作品で、本の作者だけが出てくるのは、つり合わない。
**みっつ。**単に描いていない。
ふたつめは、ほかの場所とよくつながる。 決めた者が出てこない。雇う者が出てこない。級の上が出てこない。 しくみの上側が、そろって霧になっている。
古本だけがある、ということ
売られているのが古本である、という点にも引っかかりが残る。
古本は、誰かが前に持っていたものになる。 前の持ち主がいる。読まれた形跡がある。
新しく作られる場面は出てこないのに、前に誰かが持っていたことだけは分かる。
この世界には、描かれていない過去が本のかたちで残っている、とも読める。 ファン考察 根拠は弱い。のぼりが古本と書かれている、というところまでになる。
ここで止める
書いた者が誰なのかは、どの回にも出てこない。 未確定 中身が正しいと誰が決めているのかも、示されない。
それでも、本のとおりに試験は行われている。
まだわかっていないこと
- 本を書いているのが誰なのか 掘っていない
- 新しい本を売る店があるのかどうか 掘っていない
- 中身が正しいかどうかを誰が決めているのか 掘っていない
一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。
この記事の方針
- 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
- ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
- 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
- まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
- こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
- 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
- あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
読み終わらなくても、ここで置いていけます。90日たったら、トップで一度だけまた出します。