ひきだし

通じているのに、翻訳のボタンがある

第1160話まで読んで書いています

先に結論

  • 翻訳と書かれたボタンを押す回がある 確認済(第539話
  • 押すと画面に文字がならぶ 確認済(第539話
  • 言葉の出ない者とも、話は通じている 未確定

この記事で、まだわかっていないこと 3

翻訳と書かれたボタンを押す回がある。 確認済(第539話 押すと、画面に文字がならぶ。

この世界で、言葉が通じていない場面はほとんど無い。 それなのに、訳す道具が出てくる。

通じかたが、もともとそろっていない

この世界の通じかたは、一つではない。

  • 言葉が出ない者がいる。それでも相手には伝わっている
  • 短い声だけで話す者がいる。ウララ、ヤハ。意味は説明されない
  • ほかの住人と言葉づかいの違う者がいる。違うということだけが伝わる
  • 討伐の相手は、言葉を話さない

言葉のあるなしと、通じるかどうかが、はじめから結びついていない。

だとすると、ボタンは何のためか

A・道具として出てきただけ。 押すと文字が出る。それが面白いから描かれた。意味は無い。

B・訳しているのは言葉ではない。 この世界で訳す必要があるのは、言葉ではなく気持ちや調子のほうになる。 声の意味が決まっていないのだから、訳す先も決まらない。

C・訳す相手が、どこかにいる。 画面の外に、言葉の通じない相手がいる。ボタンは、そのために置かれている。

Cは、置かれている場面と合わない。使うところが日常の中にある。

Aは強い。この作品の道具は、たいていその回かぎりで出てきて消える。 名前のついた道具ですら、次の回には出てこない。

Bを、もう少し見る

Bを取ると、面白いことになる。

この世界では、言葉が足りていないのではなく、多すぎる。

声はある。文字もある。看板も、札も、画面の文字もある。 足りていないのは、それが何を指しているかの取り決めのほうになる。

拾魔と書かれた札があり、読みかたが示されない。 射体という二文字が出て、何を指すかが示されない。 うさぎの声は通じているのに、言い直されない。

訳す道具があっても、訳した先を確かめる手だてが無い。

ここから飛躍する

この作品にとって、翻訳は不可能ではなく、不要なのかもしれない。 ファン考察

通じている。ただし、何が通じているのかは誰にも分からない。 それでも日々が進む。

そういう場所では、訳す道具は飾りに近いものになる。

根拠は、ボタンがそのあと使われないことだけになる。弱い。 飛躍として、ここに置いておく。

訳した先を、誰も確かめない

何と何のあいだを訳しているのかは、示されない。 未確定 通じない相手がこの世界にいるのかどうかも、決められない。

まだわかっていないこと

  • 何と何のあいだを訳しているのか 掘っていない
  • ボタンがそのあと使われる回があるのかどうか 掘っていない
  • 通じない相手が、この世界にいるのかどうか 掘っていない

一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。

この記事の方針

  • 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
  • ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
  • 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
  • まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
  • こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
  • 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
  • あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。