地下に下りた先は、何の場所なのか
第1166話まで読んで書いています
先に結論考察
- 家ではなかった。作中が自分でそう言って終わる
- 着いた先に、暮らしの跡が一つも描かれない
- 家具も、寝床も出てこない。並んでいるものが場を占める
- 追いかける話は、そこで終わる
- 家でなかったことは、家が無いことを意味しない
- 追いかけても分からなかった、という形が残る
追いかけて、地下に着く
帽子をかぶったどんぐりと、キュッキュッという音があり、木の根もとへ走る背中が出る。 事実(第571話) 土のあなの入口が続き、土の中の木の扉が出る。 事実(第573話)
地下にどんぐりがならび、ティロリという音が立つ。 事実(第574話)
暮らしの跡が、一つも無い
家具も、寝床も描かれない。 並んでいるもののほうが場を占めている。
考察/ここまでで言えること
着いた先に、誰かが住んでいるしるしが出てこない。
運ぶ者も、置いた者も画面に入らない。
作中が、自分で言っている
あったんだ…こういう世界…、と言ったあとに、 でも結局「家」じゃなかったね、と口に出す。 事実(第574話)
考察/もう少し先まで読むと
家でなかったことは、読む側の判断ではなく、作中の言葉になる。
追いかける話は、そこで終わる
もう一度追う回は出てこない。 別の入口を探す回も出てこない。
ここから先は推測
家でなかったことは、家が無いことを意味しない。 別のところにあるという意味にもなる。
考察/いちばん先まで読むと
追いかけても分からなかった、という形そのものが答えになっている。
この作品は、追えば分かるようには作られていない。 正体を知ろうとする場面が続かないのも、同じ形になる。 扉はあって、開け閉めする者だけがいない。
まだわかっていないこと
- 地下に並んでいるものが、何なのか
絵を開いた 事実(第574話) 開いた。地下にどんぐりがならび、ティロリという音が立ち、まわりながら茶色いものが落ちてくる。運ぶ者も、置いた者も画面に入らない。並んでいるものだけが場を占めている
- 入口が、どういう形をしているのか
絵を開いた 事実(第573話) 開いた。土の中の木の扉が出て、ティロリのくりかえしが続く。扉があるということは、開け閉めする者がいることになる。その者は、この回にも出てこない
- 追いかける形が、どこから始まっているのか
絵を開いた 事実(第571話) 開いた。帽子をかぶったどんぐりと、キュッキュッという音があり、木の根もとへ走る背中が描かれる。追う側が決めて追いはじめる形になっていて、誘われた場面ではない
この記事の方針
- 「事実」は、絵か公式の投稿で照合できたことだけ。確かめた話数を添えています。
- ファンのあいだで語られているものは「巷の説」、このサイトの読みは「考察」と分けています。
- 根拠の薄い読みは「ここから先は推測」の節に分けています。
- あらすじの再構成と長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
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