ひきだし

呼ぶときに、いつも色から入る

第1160話まで読んで書いています

先に結論

  • 道具が色で呼ばれる回が多い 確認済(第590話
  • 報酬の袋も色で示される 確認済(第470話
  • 店の看板も色で言い分けられる 確認済(第310話
  • 同じ色のものが別のものを指すこともある 未確定

この記事で、まだわかっていないこと 3

この世界のものは、たいてい色で呼ばれる。

青い道具。 確認済(第590話 黄色い袋。 確認済(第470話 黄色い看板。 確認済(第310話 赤い印。黒い影。白いたてがみ。ピンクのポシェット。

名前のついた道具は、数えるほどしか出てこない。 そのかわりに、色が付いている。

色は、絵の中にある

ここが大事なところになる。

名前は、誰かが付けなければ生まれない。 色は、はじめからそこにある。

だから色で呼ぶかぎり、付けた者を出さなくて済む。

この世界では、決めた者が出てこない。名づけた者も出てこない。 色は、その空白とつり合いが取れている。

色が、役も運んでいる

面白いのは、色が種類まで運んでいることになる。

鎧を着た人物は、姿がよく似ている。 そのなかで、渡すものの色や、ポシェットの色で区別がつく回がある。

名前のかわりに、色が身分証のように働いている。

そのやりかたの弱いところ

色で呼ぶことには、弱点がある。

同じ色が、別のものを指す。

黄色は、袋にも、看板にも、鎧にも、実にも使われる。 青は、道具にも、毛にも、缶にも、爪にも出てくる。

だから、色だけでは追えない。

こちらが人物の札を付けるときも、そこでつまずいたことがある。 青い毛の回が、別の者だと思われていて、あとから同じ者だと分かった。

色は、見分けるにはいいが、同じだと決めるには足りない。

言葉として出る色

作中で、色の名が言葉として出る回は多くない。

出てくるのは、たいてい絵のほうになる。 こちらが色で呼んでいるだけで、作中の者がそう呼んでいるとはかぎらない。 未確定

ここは、こちらの書きかたの話にもなる。 各話に付けた短い言葉で、色をよく使っている。 絵に色があるから、書くほうもそれを使う。

そのうえで

色で呼ぶ世界は、名前で呼ぶ世界より、ひとつぶん軽い。

呼ぶのに、誰の許しも要らない。 呼び名がずれても、誰も困らない。

この作品の呼びかたは、だいたいそういう軽さでできている。

まだわかっていないこと

  • 色で呼び分けているのが誰なのか 掘っていない
  • 同じ色が、いつも同じものを指すのかどうか 掘っていない
  • 色の名が、作中で言葉になっているのかどうか 掘っていない

一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。

この記事の方針

  • 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
  • ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
  • 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
  • まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
  • こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
  • 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
  • あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。