ひきだし

動いたのか、動かされたのか

第1160話まで読んで書いています

先に結論

  • 四角い木の人形が出て、同じ回に骨のついた杖がある 確認済(第315話
  • 地面に落ちた人形を、楽器かと言う声が出る回がある 確認済(第319話
  • 切り株にのせられ、並んだ三つの鎧が同じ回にいる 確認済(第320話
  • 踏みおろされ、受けとめる手のひらが描かれる 確認済(第323話

この記事で、まだわかっていないこと 3

四角い木の人形が出てくる。飛び、落ち、踏まれ、受けとめられる。

四回にわたって、同じものが場面を動かしている。

この作品で、ひとつのものがこれだけ続けて出てくるのはめずらしい。

四回を、順に並べる

一度目。 四角い木の人形が出る。骨のついた杖が同じ回にある。 そして、飛ぶ。 確認済(第315話

二度目。 地面に落ちている。黒い鳥のくちばしがあって、 楽器か、という声が出る。 確認済(第319話

三度目。 切り株にのせられている。並んだ三つの鎧が同じ回にいる。 確認済(第320話

四度目。 また地面に落ちて、灰色の足が踏みおろされ、 受けとめる手のひらが出る。 確認済(第323話

落ちて、拾われて、また落ちる。

何なのかが、示されない

そのうえで、いつものものが抜けている。

誰が作ったのか。どこから来たのか。なぜ動いたのか。

どれも描かれない。 楽器か、という声が出るのは大きい。 確認済(第319話 作中の者も、それが何か分かっていないことになる。

読者だけが知らないのではない。 ここは、この作品では少ない形になる。

杖と、つながっているのか

いちばん気になるのは、骨のついた杖が同じ回にあることになる。 確認済(第315話

つながっていると読むと、この世界には物を動かす仕組みがあることになる。 杖を使って何かが起きる回は、ほかにもある。 確認済(第74話

つながっていないと読むと、たまたま近くに置かれた別のものになる。

どちらとも示されていない。

そして、二度目から四度目には杖が出てこない。 つながっているなら、杖が無いところで動いていることになる。 つながっていないなら、一度目に杖があったのは偶然ということになる。

どちらも、少し無理がある。

動いたのか、動かされたのか

問いの形を整理しておく。

動いたなら、人形の側に何かがある。生きものか、そう作られたものか。 動かされたなら、動かした者がいる。杖か、誰かの手か。

この二つは、絵からは分けられない。

飛ぶ場面はある。 確認済(第315話 飛ばした者が同じ画面にいるかどうかが、決め手になる。 そこを、こちらは確かめていない。 未確定

絵を開けば分かるので、確認の待ち行列に出してある。

踏まれることが、効いている

四度目の回が、いちばん引っかかる。

落ちて、踏みおろされて、受けとめられる。 確認済(第323話

踏まれる場面があるということは、 それがこわれうるものだということになる。

こわれうるなら、ものに近い。 生きものではない。

いっぽう、受けとめる手のひらが描かれている。 こわれてほしくないと思った者がいる。

ものとして扱われ、こわれうるものとして描かれ、 それでも受けとめられる。扱いが、どちらにも寄っていない。

こわれたあとが、描かれない

最後に、いつもの空きを書いておく。

こわれたあとどうなったかは、描かれていない。 未確定

四度目で受けとめられて、そのあと出てこない。 どこへ行ったのかも、まだ動くのかも分からない。

この作品は、終わったことを持ち越さない。 四回続けて場面を動かしたものが、五回目には無い。

四回続いたことのほうが、この作品ではめずらしかった。 そこだけは、記録しておきたい。

まだわかっていないこと

  • 誰が作ったのか、どこから来たのか 掘っていない
  • 杖に関わる一続きとつながっているのか 掘っていない
  • こわれたあと、どうなったのか 掘っていない

一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。

この記事の方針

  • 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
  • ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
  • 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
  • まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
  • こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
  • 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
  • あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。