ひきだし

変わる手前を見せた回が、ほとんど無い

第1160話まで読んで書いています

先に結論

  • 変わったあとの場面は、早い時期から何度も出てくる 確認済(第9話
  • 灰色になってのびていく回でも、なる手前は描かれない 確認済(第77話
  • 呪いという言葉が出る回では、体に何かが起きている 確認済(第1090話
  • 巷の三つの読みは、どれも後ろから当てている ファン考察

この記事で、まだわかっていないこと 3

変わったあとの場面は、いくつもある。

ピンクになって腕が増えている回。 確認済(第9話 灰色の背中がのびていく回。 確認済(第77話

変わる手前を見せた回が、ほとんど無い。

この記事は、その空きがどう効いているかの話になる。

巷では、三つの読みがある

よく語られるのは、この三つになる。

ひとつ。強い思いや我慢が積もった結果。 ファン考察 心の側に原因を置く読み。いちばん多い。

ふたつ。誰かの術で入れ替わった。 ファン考察 外から手を加えた者がいる、という読み。

みっつ。呪いの品によるもの。 ファン考察 触れたもの、渡されたものが原因、という読み。

三つめだけ、近いものが記録にある

このサイトで確かめられるのは、三つめに近いものだけになる。

呪いという言葉が出てくる回が二つある。 配ってまわる白い箱の回。 確認済(第971話 体からアスパラが生える回。 確認済(第1090話

どちらも、体に何かが起きている。

ただし、ここは慎重に書きたい。 そこで起きているのは一時のことに見える。 討伐の相手になるような変わりかたとは、別のものに見える。

見えるだけで、別だと言われた場面も無い。

一つめと二つめは、手前の場面を必要とする

ここが、いちばん大事なところになる。

強い思いが積もった結果だと言うには、積もっていく場面が要る。 我慢している回があって、そのあと変わる。その並びが要る。

術で入れ替わったと言うには、かけた者が要る。 かける場面か、かけたと言う声か、少なくともどちらか。

その場面が出てこない。

だから、この二つは後ろから当てている読みになる。 変わったあとを見て、前にあったはずのものを想像している。

想像が悪いのではない。 根拠の向きが逆だ、というだけになる。

後ろから当てる読みが、なぜ強いのか

そのうえで、この二つが広く語られる理由も分かる。

変わったあとの場面が、そう読ませる。

灰色の背中がのびていく回では、そばに指さす者がいる。 確認済(第77話 驚いている者がいると、原因があったように見える。

そして、この世界には我慢する場面が多い。 受からない回、待たされる回、報われない回。 並べると、たしかに積もっていくように見える。

見えることと、描かれていることは別になる。

一つに絞れるのかどうかも、決まっていない

もう一段、前に問いがある。

原因が一つだと決まっていない。

変わりかたが回によって違う以上、 別々のことが起きている可能性が残っている。

一つだと決めてから原因を探すと、 いくつもあった場合に全部まちがえる。

この順番を、先に置いておきたい。 まず、同じものかどうか。そのあとで、原因。

手前が無いことは、たぶん選ばれている

最後に、ひとつだけ読みを置く。 ファン考察

手前を見せないことが、この作品のやりかたなのかもしれない。

この作品は、始まりを描かない。 店に名前が付いた場面が無い。建物を建てた場面が無い。 級を決めた者がいない。

変わる手前も、同じ棚に入る。

そう読むと、原因を探すこと自体が この作品の作りに逆らっていることになる。

これは飛躍だ。 手前の回がどこかにあって、 こちらが拾えていないだけかもしれない。 未確定

それでも、あとだけが描かれるという形が ここまでそろっているのは、記録しておく値打ちがあると思う。

まだわかっていないこと

  • 変わる手前の場面が、どこかにあるのか 掘っていない
  • 呪いの回と、討伐の相手になる変わりかたが同じものか 掘っていない
  • 原因が一つなのかどうか 掘っていない

一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。

この記事の方針

  • 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
  • ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
  • 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
  • まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
  • こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
  • 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
  • あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。