確かめる手立てが無いかぎり、読みのままになる
第1160話まで読んで書いています
先に結論
変わったものが、前のことを覚えているように見える場面がある。
誰かを見つめる。あるものを指す。その場を離れない。
どれも、覚えているとも、そう見えるだけとも読める。
言葉で確かめられた場面が、無い
いちばん大きいのは、ここになる。
変わったあとに話す回が無い。
灰色の背中がのびていく回では、そばに指さす者がいる。 確認済(第77話) 指さしているのは、変わっていない側になる。
変わった側から、言葉が出る回を、こちらは指せない。 未確定
聞くことができない。
戻った回はある
例外らしいものが、ひとつある。
戻ったよ、と自分で言う回がある。 確認済(第79話) 杖が投げられて、そのあとに声が出る。
そこでは、前のことを覚えているように続く。
これが決め手になれば、話は早い。 ならない理由がある。
その変わりかたが、討伐の相手になるような変わりかたと 同じものかどうかが分からない。
前の回では、心がふたつあるという声が出ていた。 確認済(第78話) 足の色が左右で違っている。
軽い変わりかたにも見える。 軽いと決める根拠も、やはり無い。
問いは、二つに分かれる
整理しておく。
一つめ。中身が残っているのか。 二つめ。残っていたとして、こちらから確かめる手立てがあるのか。
ふつうは、一つめを問う。
この作品では、二つめのほうが先に来る。
言葉が出ないので、聞けない。 覚えているかどうかを示す仕草も、そう見えるだけで終わる。
確かめる手立てが無いかぎり、一つめはいつまでも読みのままになる。
見えかたが、二つとも成り立つ
なぜ仕草では決まらないかを書いておく。
その場を離れないのは、覚えているからかもしれない。 そこにいるだけかもしれない。
あるものを指すのは、それが分かるからかもしれない。 目に入ったからかもしれない。
どちらの読みでも、同じ絵が説明できる。
こういうときは、絵をいくら並べても決まらない。 別の種類の材料が要る。
手立てを、探してみる
進める道を書いておく。三つ思いつく。
ひとつ。変わったものが、誰かの名を呼ぶ回を探す。 名を呼べば、覚えていることになる。
ふたつ。変わったものが、前に行った場所へ戻る回を探す。 道が分かることも、手がかりになる。
みっつ。変わる手前と、変わったあとで、同じ癖が出る回を探す。 くり返しの言いかた、動きかた。癖が続けば、続いていることになる。
どれも、こちらはまだ拾っていない。
みっつめは、このサイトの作りと合っている。 各話に人物の札が付いているので、変わる前の回を追える。 癖のほうは絵を見ることになる。
確認の待ち行列に出してある。
分からないままにしておくことの、意味
最後に、なぜここを急がないかを書いておく。
覚えていると決めると、討伐の重さが変わる。 覚えていないと決めても、変わる。
どちらに決めても、この作品でいちばん重いところが動く。
動かすなら、根拠が要る。 いまは、見えかたが二つとも成り立つというところまでになる。 そこで止めておく。
まだわかっていないこと
- 中身が残っているのかどうか 掘っていない
- 確かめる手立てがあるのか 掘っていない
- 戻った回の変わりかたが、同じものかどうか 掘っていない
一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。
この記事の方針
- 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
- ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
- 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
- まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
- こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
- 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
- あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
読み終わらなくても、ここで置いていけます。90日たったら、トップで一度だけまた出します。