六年たっても、叫びの形が変わらない
第1160話まで読んで書いています
先に結論
早い時期に、うさぎが四ひきならんで叫ぶ回がある。 確認済(第15話) 横一列にならんで、同じ叫びを上げる。
六年後にも、同じ叫びが出る。 確認済(第1154話) こちらは箱いっぱいの菓子を前にした場面で、状況はまるで違う。
変わったものと、変わらなかったもの
この作品では、いろいろなものが変わってきた。
出てくる人物は増えた。仕事のしくみは細かくなった。 話の長さも変わって、百話をこえる一続きが出るようになった。
そのなかで、声だけが同じ形のまま残っている。
声が変わらないことの読みかた
読みかたは、いくつかに分かれる。
**ひとつめ。**うさぎという人物の描かれかたが、そもそも変わっていない。 出る回数は多いのに、素性の話がほとんど進んでいない。 声も、そこに含まれる。
**ふたつめ。**声が、この作品での名札のかわりをしている。 姿が小さく描かれても、声が出れば誰なのか分かる。 名前のかわりに声がある、という読みになる。
**みっつめ。**意味の無い音だから、変えようがない。 意味のある言葉なら、場面に合わせて変わる。音なら変わらない。
三つめは、言い切れない。同じ声が違う場面で出ているという事実は、 意味が無いことの証しにも、意味が広いことの証しにもなる。
二つの回を、ならべてみる
| 早い時期 | 六年後 | |
|---|---|---|
| 誰が | うさぎが四ひき | うさぎが一ひき |
| どこで | 草の上 | 菓子の箱の前 |
| 叫び | 同じ | 同じ |
数も場所も違うのに、声だけがそろう。
四ひきならんでいる回は、この作品ではめずらしい。 うさぎが群れで出てくる場面そのものが、そう多くない。
締めかたを変えて言う
声が変わらないことは、変わらなさの証拠にはならない。
こちらが持っているのは、二つの回に同じ叫びがある、というところまでだ。 確認済(第15話) そのあいだの六年で、その叫びが何を指していたのかは、一度も言い直されていない。 未確定
変わらなかったのは声で、意味のほうは、はじめから置かれていない。
まだわかっていないこと
- 声が同じでも、指しているものが同じなのかどうか 掘っていない
- 声のかたちを決めているのが誰なのか 掘っていない
- ほかの人物の声にも、同じ変わらなさがあるのか 掘っていない
一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。
この記事の方針
- 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
- ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
- 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
- まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
- こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
- 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
- あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
読み終わらなくても、ここで置いていけます。90日たったら、トップで一度だけまた出します。