早い時期の一言が、あとから重く読まれる
第1160話まで読んで書いています
先に結論
その言い回しが出てくる回がある。 確認済(第78話)
細い杖を手にしていて、足の色が左右で違っている。 体のほうにも、変わったところがある。
2020年9月。本編が始まって八か月のところになる。
二通りに読める
気持ちの話として読める。 迷っている。二つの気持ちがある。ふつうの言い回しになる。
体の話として読める。 中に二つある。そのままのことが起きている。
足の色が左右で違っているので、体の話に寄せたくなる。 言い回しと、絵が、同じ方向を指している。
それでも、どちらとも決められない。 絵が寄せているだけで、そう言われた場面は無い。
並べると、重くなる
この作品には、中身と体が一対一でないことを思わせる回が、ほかにもある。
入れ替わったという声の出る回。 確認済(第382話) 台の中に姿があり、しるしが回っている。2021年の終わりになる。
並べると、体の話として読むほうが重くなる。
巷では、そう読んで大きな仕組みにつなげる説が語られる。 ファン考察 心が入れ替わる仕組みがあって、この一言はその最初の印だ、という読みになる。
つなげてよいと、示されてはいない
ここが、この記事の要点になる。
つなげると筋は通る。つなげてよいと示した場面が無い。
第78話と第382話のあいだは、一年半ある。 そのあいだに、二つを結ぶ言葉も、同じ言い回しの再登場も、こちらは見つけていない。
結んだのは読む側になる。
これは、伏線と呼ばれるものの扱いと同じ形になる。 先に置かれていたことは確かめられる。 意味を持たせるつもりだったかは確かめられない。
次の回で、戻っている
見落としやすいことを書いておく。
この言い回しの次の回で、杖が投げられて、戻ったよという声が出る。 確認済(第79話)
つまり、この一続きはその場で片づいている。
大きな仕組みの最初の印として読むなら、 片づいたことをどう扱うかが要る。 仕組みが動き出したのに、二日で戻ってしまう。
片づいたから軽い、とは言わない。 軽く見せて置いた、という読みもできる。 ただ、片づいていることは絵に出ている。 そこは外せない。
早い一言が重くなる、という形
最後に、少し広げておく。
この作品では、早い時期の短い一言が、あとから重く読まれることが何度もある。
第9話の名前もそうだった。 確認済(第9話) 出たときは一回ぶんの出来事で、あとから作品全体の鍵として扱われている。
重くなったのは、あとの回が増えたからになる。 つなげる材料が溜まると、前のものが意味を持ちはじめる。
これは読者の側で起きていることで、 作品の側で何かが動いたわけではない。
そう考えると、この一言についてこちらが言えるのは、 二通りに読める言い回しが、早い時期に一度あったというところまでになる。 そこから先を書くと、こちらも重くする側にまわる。
まだわかっていないこと
- 気持ちの話なのか、体の話なのか 掘っていない
- あとの回とつないでよいのかどうか 掘っていない
- 同じ言い回しが、ほかの回にもあるのか 掘っていない
一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。
この記事の方針
- 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
- ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
- 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
- まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
- こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
- 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
- あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
読み終わらなくても、ここで置いていけます。90日たったら、トップで一度だけまた出します。