長い話の切れ目を、誰も決めていない
第1160話まで読んで書いています
先に結論
この作品には、何日も続く話がある。島へ行って帰るまでの一続き。 時計と星の一続き。体の色が変わっていく一続き。
始まりにも終わりにも、印が出ない。
気づいたら続いていて、気づいたら終わっている
島へ行く一続きは、紙が配られるところから始まる。 確認済(第658話) そのときには、長い話になるとは分からない。 終わるのは、船が出ていく回だ。 確認済(第767話) そこでも、終わりだとは言われない。
時計と星の一続きも同じで、願いの話から始まって、飛んでいく回で消える。 確認済(第436話)
つまり、続いていると決めているのは読む側だ。 同じものが出てきたことに気づいて、つないでいる。
三つの区切りが、重ならない
区切りかたは、少なくとも三つある。
単行本の章。 作品の側が付けたもの。128章ある。 巷の呼び名。 読む側が付けたもの。読んだ順に名前が付いている。 このサイトが引いた線。 編と章の対応づけ。
三つは重ならない。
単行本は出た順に並んでいない。後の月の章が前に入っている巻がある。 確認済(第176話) 巻の終わりのほうでは、短い章がまとめられて順が崩れる。
巷の呼び名は、本の章には出てこない。 このサイトが並べているのは投稿の順で、本の順ではない。
こちらの手の内を書いておく
このサイトは、単行本の章に合わせる側を選んだ。 そう呼ばれているほうが、探している人が見つけやすいからだ。
選んだぶん、できていないことがある。
128章のうち、回を当てられているのは74章だ。 残り54章は空いている。理由は三つに分かれる。
題が中身を指していない章が26。詰め合わせなので、本を見ないと決められない。 ページ数の書かれていない章が5。1話ぶんのことも、描き下ろしのこともある。 題は具体的なのに、その巻の3文にその語が出てこない章が22。
最後の22章が、いちばん厄介だ。語そのものは全1160話のどこかにあるのに、 その章の巻の範囲の外にしか無い。 読みかたは二つある。 3文が書きとめていないか、巻の範囲がずれているか。 未確定
切れ目が決まらないと、数えられない
ここが実際に困っているところになる。
一続きの長さを数えられない。 「あとの年ほど話が長くなった」という読みは、たびたび出てくる。 確かめるには、一続きをどこからどこまでで測るかを決める必要がある。 決まっていないので、数えられない。
同じ理由で、「その話は何話あったのか」も言えない。 「いつ始まったのか」も言えない。
ここから飛躍する
切れ目が無いことが、この作品の作りそのものかもしれない。
毎日ひとつずつ出る。前の回とつながっていることもあれば、いないこともある。 つながりは、あとから見えてくる。
区切りを入れるのは、あとから来た者の仕事だ。 本にする者、名前を付ける者、並べ直す者。作品の側は、区切っていない。
そう読むと、このサイトが章を当てられずにいるのは、 当てられるものが、そもそも無いからということになる。
これは飛躍だ。 作者は章の題を付けているし、本には順番がある。 区切っていないとは言えない。
それでも、区切ったあとで残る54章が、 何かを示しているようには思える。
まだわかっていないこと
- 続きものの始まりと終わりを、どこで見分けるのか 掘っていない
- 単行本の章を並べ替えた基準が何なのか 掘っていない
- 残り54章に、どの回が入るのか 掘っていない
一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。
この記事の方針
- 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
- ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
- 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
- まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
- こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
- 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
- あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
読み終わらなくても、ここで置いていけます。90日たったら、トップで一度だけまた出します。