黒い流れ星の話は、どう進むのか
第1180話まで読んで書いています
先に結論考察
言うところはあるが、返るところが無い
- 真ん中が空いている
- 単行本がこの一続きを前後に分けている
- 二つの山があったことは、本が示している
- 一つの話として読むと、説明できなくなる
- 切りかたは、長い一続きでも変わらない
始まりと終わりは、はっきりしている。
願いが叶うという話が出る。 事実(第407話) 夜の草地で空を見上げる回がある。 事実(第425話) くり返しているのではないか、という言い回しが出る。 事実(第428話) 時刻を区切って言う回がある。 事実(第430話) 最後に、音を立てて飛んでいく。 事実(第438話)
2022年1月から3月までだ。
あいだで何が起きたのかが、分からない
そのうえで、真ん中が空いている。
考察/ここまでで言えること
真ん中が空いている。言うところはあって、返ってくるところが無い。
願ったのか、叶ったのか、叶わなかったのか。どれも、はっきり描かれない。
これは、この作品の切りかたそのものだ。 礼を言ったところで切れ、謝ったところで切れ、祝ったところで切れる。
ここで分かるのは、一続きが長くなっても切りかたが変わらないことになる。 一か月をかけた話でも、返ってくる場面は足されない。 長さは、この作品の切りかたに効かない。
時間の話が、混ざってくる
途中から、別のものが入ってくる。
同じことがくり返されているのではないか、という読みが作中から出る。 事実(第428話)
これは大きい。読者が思ったのではなく、作中の者が言っている。
そして、時刻を区切って言う回もこの時期にある。 事実(第430話) その場にいる相手に、声で言う。
時計の出る回も、この時期にある。 事実(第441話)
願いと、時間の話が、同じ一続きの中に集まっている。
巷では、くり返しのほうを中心に読む
巷では、くり返しのほうを中心に読む説が語られる。 巷の説
その読みだと、願いは入口で、本題は別のところにあったことになる。
この読みは、強い。 時間の話が集まっていることを、うまく説明する。
弱いところ。 くり返しについて、それ以上の場面が出てこない。 言い回しが出て、走り出して、終わる。 事実(第428話) 本題だとすると、扱いが軽い。
単行本が、二つに分けている
考察/もう少し先まで読むと
二つの山があったことは、本のほうが示している。
単行本では、この一続きが前後に分かれた章になっている。 これは外からの情報だが、確かめられる。 目次に、二つの章として並んでいる。
作品の側は、区切りを見せない。始まりにも終わりにも印が出ない。 本にする段になってはじめて、切れ目が付く。
つまり、この一続きの形を知っているのは、 読者でも、連載でもなく、本を作った側だ。
その山が、何なのかが言えない
そのうえで、そこで止まる。
二つの山が、それぞれ何なのかを言葉にできていない。
願いの山と、くり返しの山なのか。 出会いの山と、別れの山なのか。 それとも、まだ思いつかない分けかたなのか。
章の対応づけは、この二つについては済んでいる。 それでも、切れ目そのものは確かめていない。
分けられていることだけを、残す
その山が何なのかは、絵からは言えない。
考察/いちばん先まで読むと
一つの話として読もうとすると、説明できないところが出る。
願いの話として読むと、くり返しの声が浮く。 事実(第428話) くり返しの話として読むと、願いの扱いが軽くなる。
二つだと思って読むと、どこで分かれるかを探しながら読める。 そして、探す先は決まっている ── 願いの語が減り、時間の語が増えるところだ。
これは、数えれば出る。前半と後半で語がどちらに寄っているかを見ればよい。
この読みの、弱いところ
引いているのは五つの回になる。
二つの山が何なのかは言えていない。本文もそう書いている。 語がどちらに寄っているかを数えれば出る、と書いたが、まだ数えていない。
まだわかっていないこと
- 願いの話だったのか、くり返しの話だったのか。前半と後半で、出てくる語がどちらに寄っているかを数えれば、分かれ目の当たりが付く。まだ数えていない
絵を開いた 事実(第428話) 語が寄る先を三話で並べた。第407話は、お願いごと、叶う。第425話は、ずーっとつづくといいよね。第428話は、「ループ」してるって事!?、このままだと…なくなっちゃうんだ!!「未来」!!。前が願いで、後がくり返しになり、切り替わるところに「つづく」がある
- あいだで何が起きたのか。願ったのか、叶ったのか、叶わなかったのか。どれもはっきり描かれない。中の回を全部開けば、返ってくる場面の有無だけは決まる
絵を開いた 事実(第425話) あいだの回を開いた。第425話で起きるのは二つだけ ── 黒い星が空をよこぎることと、こんな日がずーっとつづくといいよね、の一言。願う場面でも、叶う場面でもない。第428話で、ほんとだったんだ…「黒い流れ星」、と言い直されるが、何が本当だったかは言われない
- 二つの山がそれぞれ何なのか。本が前後に分けていることは目次で分かるが、どこで分かれるかは確かめていない。第5巻を開けば一度で決まる
数えた 第5巻の章は10章あって、そのうち黒い流れ星は前後の二章に分かれている。分かれていることは目次で決まるが、どこで分かれるかは本を開くまで決まらない
この記事の方針
- 「事実」は、絵か公式の投稿で照合できたことだけ。確かめた話数を添えています。
- ファンのあいだで語られているものは「巷の説」、このサイトの読みは「考察」と分けています。
- 根拠の薄い読みは「ここから先は推測」の節に分けています。
- あらすじの再構成と長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
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