ひきだし

草むしりは、誰のための仕事なのか

第1166話まで読んで書いています

先に結論考察

  • 困っている者が、六年のあいだ一度も出てこない
  • 抜いたあとの草が、どこへ行くのかも出てこない
  • それでも、抜いてよい草と抜いてはいけない草の区別はある
  • 区別があるなら、決めた側がどこかにいることになる
  • 報酬のためだと読むと、なぜ草なのかが残る
  • 受け取る側がいないまま、渡す側だけがある仕事になる

この記事で、まだわかっていないこと 3

手順は、くり返し描かれる

草むしり検定ののぼりが立ち、ならんだ灰色のかげの前を二人が歩く。 事実(第98話) 道具を持って出かけ、抜き、袋を受け取る。

手わたされた袋と、資格で増えた報酬と、ピンクの草むしり道具。 事実(第112話)

抜いたあとが、続かない

ひもをしばった小さな袋が出て、重みを感じるの問いが続く。 事実(第1112話)

袋の行き先も、中身をあけるところも続かない。

考察/ここまでで言えること

渡す側は描かれ、受け取る側が描かれない。

それでも、草には区別がある

雨にぬれてのびる草が、5級の問題に出てくる。 事実(第1011話) 岩のすきまから生える草も描かれる。

むしってはいけない草がある、という扱いも出てくる。 見分けが要るということは、草に区別があるということになる。

考察/もう少し先まで読むと

区別があるなら、決めた者がどこかにいることになる。

その者は出てこない。

報酬のためだと読むと、草が残る

巷では、報酬を得るための手段として読むのが一般的になる。 巷の説 その読みなら、目的は働く側にあることになる。

それだと、なぜ草なのかが残る。 仕事として用意されている以上、用意した側がどこかにいる。

ここから先は推測

この世界の仕事は、受け取る側がいないまま続いている。

考察/いちばん先まで読むと

困っている者がいないのに、困りごとを片づける形だけがある。

討伐も同じで、倒したあとに助かった者が出てこない。 草むしりも、抜いたあとにきれいになった場所を喜ぶ者が出てこない。 仕事の形だけが先にあって、その仕事が向かう先が空いている。

まだわかっていないこと

  • 抜いたあとの草が、どこへ行くのか

    絵を開いた 事実(第1112話) 開いた。ひもをしばった小さな袋が出て、重みを感じるの問いが続く。5級のあとの草むしり、という形になっている。袋の行き先も、中身をあけるところも、この回には続かない

  • むしってはいけない草が、どう見分けられているのか

    絵を開いた 事実(第1011話) 開いた。雨にぬれてのびる草が出て、5級の問題に出てくる、という形で語られる。岩のすきまから生える草も描かれる。見分けの基準は、問題の側にあって、抜く側にはない

  • 草が生えたままだと、何が困るのか

    数えた 草むしりの出る回は、2020年の第98話から2026年の第1112話まで続いている。そのあいだ、生えたままで困る者が画面に出る回は挙がらない。困りごとの側だけが、六年ぶん空いている

この記事の方針

  • 「事実」は、絵か公式の投稿で照合できたことだけ。確かめた話数を添えています。
  • ファンのあいだで語られているものは「巷の説」、このサイトの読みは「考察」と分けています。
  • 根拠の薄い読みは「ここから先は推測」の節に分けています。
  • あらすじの再構成と長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。

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