ひきだし

店の中で起きたのかどうか、決められない

第1160話まで読んで書いています

先に結論

  • 喫茶と書かれた看板の店で、カウンターごしのやりとりがある 確認済(第494話
  • 次に同じ看板が出る回では、割れる音がして大きなものが現れる 確認済(第496話
  • 同じ者が変わったのかどうかは、こちらの記録では決まらない 未確定
  • 後の回で誰かが話題にした場面を、こちらは挙げられない 未確定

この記事で、まだわかっていないこと 3

巷でよく引かれる場面がある。店に立っていた者が、姿を変えたという読みだ。

この記事は、その読みを取るかどうかを決められないという話になる。 決められない理由を、できるだけはっきり書く。

絵に出ているところまで

二つの回が続いている。

ひとつめ。 喫茶と書かれた看板の店。 カウンターの向こうに立つ者がいて、やりとりがある。 確認済(第494話

ふたつめ。 同じ看板が出る。割れる音がして、大きなものが現れる。 確認済(第496話

ここまでが、確かなところになる。 同じ看板が二度出て、二度目に大きなものが現れる。

何が足りないか

読みを決めるには、二つの回をつなぐものが要る。

つなぐには、こういうものが要る。 立っていた者の姿が変わっていく途中の絵。 現れた大きなものと、前の回の者が同じだと分かる印。 あるいは、まわりの誰かがそう言う言葉。

そのどれも、こちらは挙げられない。

残っているのは、看板と、音と、現れた大きさまでだ。 未確定

読みは、三つに分かれる

だから、三通りとも成り立ってしまう。

ひとつ。店に立っていた者が変わった。 巷でいちばんよく語られる読みになる。 ファン考察

ふたつ。入れ替わった。 前の者はどこかへ行き、別のものがそこにいる。

みっつ。もとからそこにいた。 奥にいたものが、割れる音とともに出てきた。

同じ看板が出ることは、三つとも説明できる。 同じ店なのだから、看板は同じで当たり前になる。

決め手が無い。

この読みを取ると、話が大きくなる

ひとつめを取ると、この作品の見えかたが変わる。

姿が変わることが、危ない場所ではなく、ふだんの暮らしの中でも起きる ことになるからだ。

討伐に出た先ではない。深いところでもない。 店の中で、注文のやりとりをしていた相手に起きたことになる。

そうなると、この世界の安全な場所が無くなる。 巷でこの場面がよく引かれるのは、たぶんそこが効くからだと思う。

重い読みほど、根拠を確かめたい。 そして、いまのところ確かめられていない。

誰も、あとで触れない

もうひとつ、気になることがある。

後の回で、誰かがこの件を話題にした場面を、こちらは見つけていない。 未確定

あの店はどうなった、という言葉も、 あの人はどこへ行った、という言葉も出てこない。

これを二通りに読める。

大したことではなかったのかもしれない。 住人にとっては、驚くようなことではなかった。

触れないことが選ばれているのかもしれない。 この作品は、終わったことを持ち越さない。 討伐の相手がどうなったかも描かないし、 食べ終わった器も下げない。そこに並ぶだけかもしれない。

どちらでも、絵はそのままになる。

決められない

この記事で言えるのは、ここまでになる。

同じ看板が二度出て、二度目に大きなものが現れた。 それ以上は、こちらの記録から出てこない。

巷の読みを否定しているのではない。確かめていないだけになる。 確かめるには、二つの回の絵を並べて、 前の回の者と、現れたものに共通する形があるかを見ることになる。

そこが見つかれば、この作品でいちばん重い場面の一つになる。 見つからなければ、店の中で割れる音がした回のままになる。

確認の待ち行列に出してある。そこが決まるまでは、 この記事は決めない側に立っておく。

まだわかっていないこと

  • 店の中で起きたのかどうか 掘っていない
  • 入れ替わったのか、もとからそこにいたのか 掘っていない
  • まわりがどう受け止めたのか 掘っていない

一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。

この記事の方針

  • 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
  • ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
  • 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
  • まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
  • こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
  • 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
  • あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。