ひきだし

島で買ったお土産は、どこへ行ったのか

第1180話まで読んで書いています

先に結論考察

行き先が無い。相手も置き場も出てこない

  • 消えるのは品物だけではない
  • 持ち帰ったという話も、あとの回に無い
  • 永遠のいのちも人魚も、話題にならない
  • 残らないから、また出かけられる
  • 積み上がるなら、部屋はとうに埋まる

この記事で、まだわかっていないこと 3

島の話では、土産をよく買う。

旅行の字と、お土産のきれいな石が同じ回に出る。 事実(第519話) 石を持ちこむ場所の札が出て、 事実(第525話) 売り場の札も出る。 事実(第531話) 特産品の字が出る回もある。 事実(第784話)

そのあと、これらが出てこない。

何が消えるのか

考察/ここまでで言えること

消えるのは、品物だけではない。

持ち帰ったという話も、渡した相手も、置き場所も、使っている場面も、 まとめて出てこない。

島の話は百話をこえる長さがあり、終わったあとの回も数百ある。 そのあいだに一度も出てこないのは、目立つほうだ。

品物だけが消えるなら、しまったのだと読める。 話ごと消えているので、しまった場所を探す話にもならない。

大事なものを入れる箱は、ある

いっぽうで、置き場そのものは描かれたことがある。

ピンクの四角い箱に、大事なものと書かれている回がある。 事実(第1057話) 豚の背に硬貨を入れる場面が同じ回にある。

置く場所はあるのに、島の土産がそこに入っているとは描かれない。

消える理由の見立て

考察/もう少し先まで読むと

土産だけの話ではない。島の話が、まるごと切れている。

島での出来事が、そのあとの回にほとんど響かない。 永遠のいのちのことも、人魚のことも、帰ってから話題にならない。

この作品は、ふだんからものを持ち越さない。 食べたあとの器も、着たかぶりものも、次の回には無い。 土産も、その並びの一つだ。

それでも、島は百話をこえている。 いちばん長い一続きが、いちばんきれいに切れていることになる。

長さが残らなさに効いていない。 この作品の切りかたは、長さで変わらない。

この読みの、弱いところ

一度も出てこない、と言うには、 島のあとの数百回を一つずつ当たることになる。引いているのは四つだ。

置き場の回は一つになる。 そこに入っていないことは、入れた場面が無い、と書いている。

ここから先は推測

持ち帰れないことが、この作品の旅の形なのかもしれない。 巷の説

そして、この世界には大事なものを入れる箱がある。 事実(第1057話) 置き場はあるのに、島の土産がそこに入っているとは描かれない。

考察/いちばん先まで読むと

残らないから、また出かけられる。

行って、見て、買って、帰る。帰ったあとには何も残らない。

もし土産が積み上がっていくなら、その部屋は前の旅でいっぱいだ。 空にしておくことで、次の回が軽くなる。

置き場があって、置かれない。 持ち越さないのは場所が無いからではなく、 持ち越さないと決まっているように見える。

根拠は、出てこないという一点しかない。飛躍として置く。 巷の説

分からないこと

持ち帰ったものがどこへ行ったのかは、描かれない。 渡す相手がいたのかどうかも、出てこない。

買った場面だけが、はっきり残っている。

まだわかっていないこと

  • 持ち帰ったものがどこに置かれるのか。大事なものと書かれた箱は描かれている。その箱の出る回を開いて、中身が見えるかを確かめれば一段進む

    絵を開いた 事実(第1057話) 箱の回を開いた。大事なものボックスは開けて見せられていて、中身も描かれている。ただし島から持ち帰ったものは入っていない

  • 渡す相手がいたのかどうか。渡す場面が出てこない。買った回のあとを追って、同じものが別の者の手にあるかを見れば決まる

    確かめる道が無い 買った回のあとを追うには、同じものが別の者の手にあるかを絵で見ることになる。キャラまでしか書いていない

  • 島と同じ土地の名前が、島と結ばれないまま出てくるのはなぜか。第944話のパーントゥは、島の回を見た人にしかつながらない

    絵を開いた 事実(第944話) 島のあとの回を探して開いた。島の名も、島で買ったものも、島での出来事も出てこない。いちばん近いのが第944話で、緑のとげとげが、パーントゥでーす、と名のる。島と同じ土地の行事の名前になるが、作中では島と結ばれない。誰も、島で見た、とは言わない

この記事の方針

  • 「事実」は、絵か公式の投稿で照合できたことだけ。確かめた話数を添えています。
  • ファンのあいだで語られているものは「巷の説」、このサイトの読みは「考察」と分けています。
  • 根拠の薄い読みは「ここから先は推測」の節に分けています。
  • あらすじの再構成と長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。

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