ひきだし

催しの題は、始まる前からあるのか

第1160話まで読んで書いています

先に結論

  • 看板に題が出る催しがある 確認済(第849話
  • そろいのものを指す言いかたが出る回がある 確認済(第903話
  • 集まりに題が付いて、それが進行になる回もある 確認済(第1093話
  • 題を決める場面・相談する場面を、こちらは挙げられない 未確定

この記事で、まだわかっていないこと 3

催しには、題が付く。看板に出るものもあれば、 集まりの名として言葉になるものもある。

付けた者が出てこない。 そこはいつものことなので、 この記事では向きのほうを見る。 題が先にあるのか、あとから付くのか。

三つ並べる

看板に出るもの。 舞台があり、四人が横に並び、 看板と題がそろって出ている。 確認済(第849話 始まる前から、題がそこにある。

そろいのものを指す言いかた。 提灯が並ぶ場所で、 そろいで撮ったものを指す語が出る。 確認済(第903話 これは、撮ったあとに付いている。

集まりの題。 並べた束を順に一枚ずつ見せる回で、 その会に題が付いている。 確認済(第1093話 題があることで、進行が決まっている。

三つで、向きが割れている。

前と後ろが、混ざっている

整理すると、こうなる。

向き
舞台の催し看板に出ている先にある
そろいで撮ったもの呼び名として出るあとから付く
見せ合う会進行の名になるどちらとも取れる

先にある題は、開く側がいることを示す。 看板を出すには、出す者が要る。

あとから付く題は、やってみてから名前が追いついたことになる。 こちらなら、開く側はいなくていい。

両方あるというのが、いまのところの答えになる。

人には相談があって、催しには無い

ここがいちばん面白いところだと思う。

呼び名を相談する回はある。 人物の呼びかたを三つ書き出して、比べる回だ。

催しの題を相談する回を、こちらは挙げられない。 気づくと、その名で呼ばれている。

つまり、この世界では 人の名前だけが、決める過程を持っている。 店の名前も、催しの題も、持っていない。

これは意外だった。この作品は人物の名前が少ないほうだ。 それなのに、名づけの場面があるのは人物のほうだけになる。

少ないからこそ、相談になるのかもしれない

そう考えると、逆かもしれない。 ファン考察

人物の名前が少ないのは、名前が簡単に決まらないからだとも読める。 決まらないから相談になり、相談が回になる。

いっぽう、店にも催しにも名前がすぐ付く。 迷いが無いから、決める場面も要らない。

名前の付きやすさが、そのまま描かれかたの差になっている。

この読みだと、名前が無いことは省略ではなくなる。 決まっていない状態が、そのまま描かれていることになる。

題が先にあるとき、誰が出したのか

最後に、先にある題のほうへ戻る。

舞台の催しには、看板がある。 確認済(第849話 看板を掛けた者を、こちらは見つけていない。 店の看板と同じで、はじめからそこにある。

そして、そこで演じている者たちは、 自分で題を決めたようにも、与えられたようにも描かれていない。

つまり、先にある題のほうも、出どころは同じところで止まる。 決めた者がいない。

名前が先か、ものが先か

この問いは、まだ決められない。

両方の向きが、別々の回に出ている。 先に題がある回もあれば、あとから付く回もある。

そして、どちらの場合も決めた者が出てこない。

向きが割れているということは、 この作品が名づけについて一つのやりかたを持っていない、 ということでもある。そこが分かっただけでも、この記事の役目は足りると思う。

まだわかっていないこと

  • 題が先にあるのか、あとから付くのか 掘っていない
  • 開く側がいるのかどうか 掘っていない
  • 人の呼び名には相談があって、催しには無いのはなぜか 掘っていない

一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。

この記事の方針

  • 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
  • ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
  • 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
  • まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
  • こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
  • 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
  • あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。