涙が出る手前が、描かれていない
第1160話まで読んで書いています
先に結論
泣く場面はある。手前が、たいてい飛んでいる。
模試の結果を見て、目もとに涙をためる回がある。 確認済(第988話) ポキッと折れちゃった、という声が同じ場面にある。
やりたいことを書き出した札の前で、涙出そう、という声が出る回もある。 確認済(第486話) こちらは、うれしさに近いほうになる。
二つの涙が、同じ描かれかたをしている
| きっかけ | 描かれかた | |
|---|---|---|
| 結果の回 | 紙を見る | 目に涙がたまる |
| 札の回 | 書き出す | 涙出そう、と言う |
片方はくやしさ、片方はうれしさに見える。 それでも、どちらも同じくらい短く切られている。
理由を説明する台詞は入らない。 まわりの者が言い当てることもない。
説明が要らないのか、置かないのか
A・説明が要らないほど分かりやすい。 結果が悪ければくやしい。やりたいことが書けたらうれしい。 言わなくても伝わる。
B・言葉にすると、別のものになる。 涙の理由を言葉にした瞬間、それは一つの気持ちに決まってしまう。 決めないことで、読む側の受け取りが広くなる。
C・この作品が、そもそも内側を説明しない。 考えていることが台詞になる場面が、全体に少ない。 涙にかぎった話ではない。
Cがいちばん広く効く。 ただしCだと、なぜ涙のときだけ目立って感じるのかが説明できない。
たぶん、涙は理由を聞きたくなる形をしているからになる。 笑っている場面では、理由を聞きたくならない。
泣いたあとが、どうなるか
泣いたあとの回が、うまく続かない。
慰める者が出てくる回もあれば、そのまま次の日になる回もある。 泣いたことが、あとの回で持ち出されることはほとんど無い。
これは、取り合いのあとが残らないのと同じ形になる。 その日のことは、その日で終わる。
結び、ではなく
泣いた理由が本人に分かっているのかどうかは、決められない。 未確定
こちらに分かるのは、涙が出たところから絵が始まっているということだけになる。
まだわかっていないこと
- 泣いた理由が、本人に分かっているのかどうか 掘っていない
- 泣いたあと、誰がどう扱うのか 掘っていない
- 泣かずに終わる回との分かれめ 掘っていない
一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。
この記事の方針
- 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
- ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
- 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
- まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
- こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
- 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
- あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
読み終わらなくても、ここで置いていけます。90日たったら、トップで一度だけまた出します。