語りと出来事が、同じ重さで並べて置かれている
第1160話まで読んで書いています
先に結論
その話が出てくる回がある。 確認済(第761話)
行方が分からないという四文字と並んで、食べたという話が出る。 杯があって、そこで話されている。
話として語られる形で出てくる。
場面は、描かれていない
はっきり書いておく。
食べる場面は描かれていない。
誰が、いつ、なぜ。 三つとも、こちらの記録に残っていない。 未確定
語られたことだけがある。
うろこの回が、そのあとにある
そのあとの回では、うろこが海に落ちていく。 確認済(第769話)
前の回で出てきた話と、つながっているようにも見える。
つないでよいかどうかは示されていない。
並んでいるだけになる。 この作品は、並んでいるものを原因と結果に読ませることが多い。 そこは、いつもどおりになる。
起きたことなのか、語られている話なのか
問いは、そこになる。
起きたことなら、この世界でそういうことが起きる。 食べられるものとして扱われたことになる。
語られている話なら、住人が何を話すかの手がかりになる。 起きていなくても、話としてはある。
どちらとも決められない。
この島では、語りが多い
材料をひとつ足しておく。
この島では、うわさとして語られるものがいくつも出てくる。
永遠のいのちも、うわさとして語られた。 確認済(第731話) 知っていると言う者はいるが、中身までは語らない。
語りが、出来事と同じくらいの重さで置かれている。
これは、ほかの場所では起きていないと思う。 島の一続きの特徴になる。
同じ重さで置かれている、ということ
ここが、この記事でいちばん言いたいところになる。
語りと出来事が、同じ重さで並べて置かれている。
ふつうの話なら、語りは出来事より軽い。 「そういう話がある」と「そうなった」は違うからになる。
この島では、その差が付けられていない。
うわさが語られる。杯がある。話が流れていく。 そのあと、うろこが落ちていく。 確認済(第769話)
語りと、絵が、同じ並びにある。
だから、決められない
そこから、この一続きの読みにくさが出てくる。
どこまでが起きたことかが決まらない。
歌うものの望みも、語りとしてしか出てこない。 食べた話も、語りになる。 島の者たちの側の事情も、語りの中にある。
絵に出ているのは、並ぶ姿と、火を囲む夜と、出ていく舟になる。 確認済(第739話) 確認済(第770話)
重いことは、たいてい語りのほうにある。
語りを、語りとして置く
こちらのやりかたを書いておく。
語られたことは、語られたこととして書く。
起きたこととは書かない。 そして、起きていないとも書かない。
この島では、そこを分けるのがいちばん大事だと思っている。
分けないでおくと、語りが出来事として積み上がる。 積み上がったものの上に読みを立てると、 足もとが全部語りになる。
まだわかっていないこと
- 起きたことなのか、語られている話なのか 掘っていない
- 誰が、いつ、なぜ 掘っていない
- うろこの回と、つながっているのか 掘っていない
一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。
この記事の方針
- 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
- ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
- 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
- まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
- こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
- 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
- あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
読み終わらなくても、ここで置いていけます。90日たったら、トップで一度だけまた出します。