出てくるたびに、違うことが起きている
第1160話まで読んで書いています
先に結論
杖が出てくる回がいくつかある。
歌と一緒に出て、地面からものが出る回。 確認済(第74話) 白い頭のついたものから、別のものが出る回。 確認済(第75話) 投げられて、戻ったよという声が出る回。 確認済(第79話)
そのあいだに、姿が変わる場面と、心がふたつあるという言い回しが挟まる。 確認済(第78話)
起きることが、毎回ちがう
並べると、そろっていない。
| 回 | 起きたこと |
|---|---|
| 第74話 | 地面からものが出る |
| 第75話 | 杖の先から別のものが出る |
| 第78話 | 足の色が左右で違う |
| 第79話 | 投げられて、戻る |
| 第315話 | 木の人形が動く(同じ回に骨のついた杖) |
出すもの、変えるもの、戻すもの。
願いを叶える道具にも見える。姿を変える道具にも見える。 共通するものが取り出せない。
同じ杖なのかどうかも、決まらない
そのうえで、もっと手前が決まっていない。
同じ杖なのか、似たものが何本もあるのか。
第74話のものと、第75話の白い頭のついたものが、同じかどうか。 第315話の骨のついたものは、一年以上あとになる。 確認済(第315話)
同じものだと示す印が、絵の中に無い。 これは、道具ぜんぶについて言えることでもある。 この世界のものには、個体を指す言葉がついていない。
同じかどうかが決まらないなら、一続きの範囲も決まらない。
使いかたを教わる場面が、無い
もうひとつ、いつもの空きがある。
使いかたを教わる場面を、こちらは挙げられない。 持ち主が示された場面も出てこない。
それでも、使われている。振って、何かが起きる。
知っている前提で使われている。 これは、呼び分けが説明なしで通じることと同じ形になる。
一続きとして扱うかどうか
ここが、この記事の分かれ目になる。
一続きとして扱うと、大きな話になる。 願いを叶え、姿を変え、戻す道具がこの世界にある、ということになる。 心がふたつあるという言い回しも、姿が変わる回も、そこにぶら下がる。
別々のものとして扱うと、小さくなる。 その日の道具が、その日のことをしただけになる。
巷では、前者が語られる。 ファン考察 そのほうが筋が通るからだと思う。
筋が通ることは、そうである証しにならない。 このサイトが何度も書いてきたことになる。
こちらは、範囲を決めないでおく
決めない理由を、二つ書いておく。
ひとつ。決めると、範囲の外が見えなくなる。 第74話から第79話までを一続きと決めると、 そのあとの第315話をどう扱うかで困る。 確認済(第315話) 遠いから外す、とやると、遠さを理由に外したことになる。
ふたつ。単行本の目次が無い。 章の切れ目を、こちらは確かめていない。 一続きの範囲を決めるのは、本来そちらの仕事になる。
だから、杖の出る回を並べたまま置いておく。
取り出せないことが、分かったこと
この記事で言えるのは、ここまでになる。
杖は何度か出てくる。出るたびに違うことが起きる。 共通するものが取り出せない。
取り出せないというのは、何も分からなかったということではないと思う。 一つの道具として説明しようとすると無理が出る、という形が見えた。
この作品のものは、たいてい役目で説明できない。 道具は作られず壊れず、石は拾うものにも買うものにもなる。 杖も、同じ棚に入るのかもしれない。
まだわかっていないこと
- 同じ杖なのか、似たものが何本もあるのか 掘っていない
- 使いかたを教わる場面があるのか 掘っていない
- 持ち主が誰なのか 掘っていない
一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。
この記事の方針
- 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
- ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
- 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
- まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
- こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
- 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
- あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
読み終わらなくても、ここで置いていけます。90日たったら、トップで一度だけまた出します。