ひきだし

キャラの大きさは、決まっているのか

第1180話まで読んで書いています

先に結論考察

大きさは揺れる。住人は当たり前に扱う

  • 住人は驚くが、不思議がらない
  • 大きさは、それだけの性質ではないらしい
  • 何かが起きたとき、しるしとして動く
  • 大きさが動くのに、小ささだけが名に残る
  • 決まらないものは、言葉で決めるしかない

この記事で、まだわかっていないこと 3

大きさが、あてにならない。

巨・きのこ。 事実(第451話) 解凍された巨大うどん。その上に座っている。 事実(第898話) 巨大なモダン焼き。 事実(第950話)

食べ物が大きくなる回が、いくつもある。 そして、どの回でも理由が説明されない。

住人は、驚くが不思議がらない

並べて気づくのは、反応だ。

考察/ここまでで言えること

住人は驚くが、不思議がらない。

大きいものが出ると、住人は驚く。声も出る。 それでも「なぜ大きいのか」とは言わない。

うどんの上に座る回では、冷やしているという話になっている。 事実(第898話) 大きさそのものは、話題になっていない。 大きいことを前提にして、次の話に進んでいる。

つまり、この世界では大きさが揺れることが当たり前として扱われている。 当たり前のことは説明されない。この作品のいつもの置きかただ。

そして、ここが分かれ目になる ── 驚くのに、不思議がらない。 驚きは反射で、不思議がることは知識の側だ。 知識の側では、これはふつうのことになっている。

食べ物だけではない

早い時期に、灰色になった背中がのびていく回がある。 事実(第78話) 姿が変わるとき、大きさも一緒に変わっている。

大きくなるのは、食べ物だけではない。 灰色になった背中がのびていく回がある。 事実(第78話) 店の中で、割れる音がして大きなものが現れる回もある。 事実(第498話)

考察/もう少し先まで読むと

大きさは、独立した性質ではないように見える。

変わることと、大きくなることが、しばしば同じ回で起きている。

何かが起きたとき、そのしるしとして大きさが動く。

そう読むと、大きさは色や形と同じ並びに入る ── この世界では、体に起きたことは、見た目のほうに出る。 痛みや説明ではなく、大きさ、色、生えるもので出る。

二つに分かれる問い

ここから、問いが二つに割れる。

ひとつ。大きくなるのに条件があるのか。 何かをすると大きくなる、何かが起きると大きくなる、という決まりがあるかどうか。 決まりがあるなら、探せば見つかる。

ふたつ。そもそも大きさが決まっているものなのか。 こちらだと、話が変わる。もとの大きさというものが無いことになる。 大きくなったのではなく、そのとき大きかっただけだ。

後者だと、小さいことにも理由が要らなくなる。

小ささだけが、名前に入っている

小ささが名前に入っているのに、大きさが決まらない世界にいる。

このねじれを説明する場面は、出てこない。

ねじれの読みかた

二つ思いつく。どちらも作中に根拠は無い。

ひとつ。小ささは、比べた結果ではなく、そういう呼び名なのかもしれない。 巷の説 この世界の名前は、種類の名前であって、個体の名前ではない。 小ささも、測った結果ではなく、そう呼ばれているだけということになる。

ふたつめのほうが、この作品らしいとは思う。 名づけのところでも出てきた。

考察/いちばん先まで読むと

大きさが動く世界で、小ささだけが名前に残っている。

住人は、小さくてかわいいものとして呼ばれている。 小ささが呼び名に入っている。

ところが、その住人が暮らしている世界では、大きさが揺れる。 食べ物は巨大になり、変わった者ものびていく。

決まらないものは、言葉で決めるしかない。 巷の説 大きさが動く世界で、小さいという言いかただけが動かない。

これは、名づけのところで出てきた形と同じになる ── 言葉が先にあって、ものがあとから来る。 看板に三ツ星と書いたあとで、その三ツ星が椅子にすわる。

ただ、らしいと思うことと、根拠があることは別だ。

この読みの、弱いところ

大きくなる回は五つを引いている。

不思議がらない、と言うには、 大きさの動く回を拾いきったことが要る。 小ささだけが名前に残る、という読みは、こちら側の線になる。

まだわかっていないこと

  • 大きくなるのに条件があるか。大きいものが出る回を並べて、前後に何が起きているかを見れば出る。共通するものが無ければ、条件は無いと言える

    絵を開いた 事実(第451話) 四つ並べたら、札の有無で分かれた。第451話に、巨・きのこ、第950話に、巨 モダン焼き、と書かれた札が出る。「巨」の一字が付くのはどちらも食べもので、大きいことが売り物になっている。第498話のピンクの大きなものと、第828話の、大きくなってない!?、には札が無い。前後に共通して起きることは見つからない

  • そもそも大きさが決まっているものなのか。もとの大きさが示された回があるかを探せばよい。無ければ、大きくなったのではなく、そのとき大きかっただけになる

    絵を開いた 事実(第828話) 決まっていない側の手がかりが一つあった。第828話はパラレルの回で、リボンがない…、武器もちがう…、と並んだあとに、大きくなってない!?、と言われる。大きさが、育ったものとしてではなく、世界ごとの違いの一つとして並べられている

  • 小ささが呼び名に入っていることとどうつながるか。作中に説明の場面が無い。名前が測った結果かどうかを示す場面が出れば決まる

    数えた 名前が測った結果かどうかを示す場面が出てこないのは、これだけではない。名前を付けた者が画面に入らないのは、店の名も級も同じになる

この記事の方針

  • 「事実」は、絵か公式の投稿で照合できたことだけ。確かめた話数を添えています。
  • ファンのあいだで語られているものは「巷の説」、このサイトの読みは「考察」と分けています。
  • 根拠の薄い読みは「ここから先は推測」の節に分けています。
  • あらすじの再構成と長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。

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