ひきだし

大きさが揺れる世界で、小ささだけが名前に残る

第1160話まで読んで書いています

先に結論

  • 巨大きのこの札が出て、水に白いかさが浮かぶ回がある 確認済(第449話
  • 解凍された巨大うどんの上に座る回がある 確認済(第879話
  • 巨大なモダン焼きが出る回もある 確認済(第930話
  • 大きくなる理由は、どの回でも説明されない 未確定

この記事で、まだわかっていないこと 3

大きさが、あてにならない。

巨大きのこ。 確認済(第449話 解凍された巨大うどん。その上に座っている。 確認済(第879話 巨大なモダン焼き。 確認済(第930話

食べ物が大きくなる回が、いくつもある。 そして、どの回でも理由が説明されない。

住人は、驚くが不思議がらない

並べて気づくのは、反応のほうだ。

大きいものが出ると、住人は驚く。声も出る。 それでも「なぜ大きいのか」とは言わない。

うどんの上に座る回では、冷やしているという話になっている。 確認済(第879話 大きさそのものは、話題になっていない。 大きいことを前提にして、次の話に進んでいる。

つまり、この世界では大きさが揺れることが当たり前として扱われている。 当たり前のことは説明されない。この作品のいつもの置きかたになる。

食べ物だけではない

大きくなるのは、食べ物だけではない。

早い時期に、灰色になった背中がのびていく回がある。 確認済(第77話 姿が変わるとき、大きさも一緒に変わっている。

店の中で、割れる音がして大きなものが現れる回もある。 確認済(第496話

変わることと、大きくなることが、しばしば同じ回で起きている。

そう並べると、大きさは独立した性質ではないように見えてくる。 何かが起きたとき、そのしるしとして大きさが動く。

二つに分かれる問い

ここから、問いが二つに割れる。

ひとつ。大きくなるのに条件があるのか。 何かをすると大きくなる、何かが起きると大きくなる、という決まりがあるかどうか。 決まりがあるなら、探せば見つかる。

ふたつ。そもそも大きさが決まっているものなのか。 こちらだと、話が変わる。もとの大きさというものが無いことになる。 大きくなったのではなく、そのとき大きかっただけになる。

後者だと、小さいことにも理由が要らなくなる。

小ささだけが、名前に入っている

ここが、この記事でいちばん引っかかったところだ。

住人は、小さくてかわいいものとして呼ばれている。 小ささが呼び名に入っている。

ところが、その住人が暮らしている世界では、大きさが揺れる。 食べ物は巨大になり、変わった者ものびていく。

小ささが名前に入っているのに、大きさが決まらない世界にいる。

このねじれを説明する場面は、出てこない。

ねじれの読みかた

二つ思いつく。どちらも作中に根拠は無い。

ひとつ。小ささは、比べた結果ではなく、そういう呼び名なのかもしれない。 ファン考察 この世界の名前は、種類の名前であって、個体の名前ではない。 小ささも、測った結果ではなく、そう呼ばれているだけということになる。

ふたつ。揺れるからこそ、小ささが言葉で押さえられているのかもしれない。 ファン考察 決まらないものは、言葉で決めるしかない。 大きさが動く世界で、小さいという言いかただけが動かない。

ふたつめのほうが、この作品らしいとは思う。 言葉が先にあって、ものがあとから来る形は、 名づけのところでも出てきた。

ただ、らしいと思うことと、根拠があることは別になる。

測れば、少しは進む

この問いは、一部なら確かめられる。

大きいものが出る回を並べて、前後に何が起きているかを見る。 条件があるなら、そこに共通するものが出る。無ければ無いと言える。

やるには絵を見ることになるので、まだできていない。 確認の待ち行列に出してある。

いま言えるのは、大きさが動く回が六年ぶんに散らばっていて、 そのどれでも理由が語られないというところまでになる。 そして、小ささだけが、動かないまま名前に残っている。

まだわかっていないこと

  • 大きくなるのに条件があるのか 掘っていない
  • そもそも大きさが決まっているものなのか 掘っていない
  • 小ささが呼び名に入っていることと、どうつながるのか 掘っていない

一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。

この記事の方針

  • 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
  • ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
  • 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
  • まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
  • こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
  • 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
  • あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。