ひきだし

六年で、この作品は変わったのか

第1160話まで読んで書いています

先に結論

  • 一度に映る人数は、六年ずっと平均2.1人から2.6人で動いていない 確認済(第760話
  • 変わったのは人数ではなく顔ぶれ。鎧さんは二年まるごと映らない 確認済(第833話
  • 一人だけが映る回は、どの年も1割から2割ある 確認済(第14話
  • 暗くなったかどうかは、このサイトでは数えられない 未確定

この記事で、まだわかっていないこと 4

「だんだん変わってきた」と言われる。暗くなった、話が重くなった、人が増えた。 どれもよく聞くが、数を出した人を見たことがない。

このサイトは本編1160話を1話ずつ並べていて、各話に 出ている人物の札を付けてある。だから年ごとに数えられる。数えてみた。

数えられるのは、札だけ

先に、数えられないもののほうを書く。

このサイトは各話に短い言葉も三つ付けている。はじめはそれを数えていた。 「食べ物の語がある回は六年ずっと18%前後」というふうに。 その数は取り下げた。

三つの言葉はこちらが書いたもので、しかも三つしか書かない。 食べ物が映っていても、その回で目立ったものが別にあれば書かない。 だから出てくるのは作品についての数ではなく、こちらの書きかたについての数だった。 「食べ物の回が18%」は「食べ物と書いた回が18%」でしかない。 但し書きを付けても、作品の数のように読まれる。 未確定

人物の札は違う。 絵を見て、出ている者を全部書いてある。 三つに選ぶのではないので、全体の数として使える。 以下はすべて札の数で、書いた言葉は一つも数えていない。

付け忘れはある。5件見つかって直したことがあるので、 少なめに出ていると思って読んでほしい。

人数は、増えていない

1話に映る札の数を年ごとに平均する。

1話あたり札の無い回
20202.11人3 / 140話
20212.39人7 / 254話
20222.33人2 / 210話
20232.58人21 / 179話
20242.23人4 / 159話
20252.40人1 / 146話
20262.40人2 / 72話

六年ぶん、ほとんど動いていない。 六人で火を囲む回はある。 確認済(第760話 ただ、そういう回は多くない。ふだんは二人か三人のままだ。

2023年だけ、札の無い回が21話ある。ほかの年は1〜7話なので、 そこだけ記録が薄い。島の話で大勢が並ぶ回が多く、 名前の付いた人物を書ききれていないのだと思われるが、確かめていない。 未確定 2023年の平均がいちばん高いのは、そのせいかもしれない。

顔ぶれは、入れ替わっている

人数が動いていないのに変わったと感じるなら、 動いているのは別のところということになる。動いていた。

20212223242526
ちいかわ1262071791438610850
ハチワレ1012021731239811850
うさぎ5111883102526528
ラッコ111224261513
シーサー0720193276
くりまんじゅう589193064
鎧さん(労働)2210012164
モモンガ1715161211
古本屋1119915
パジャマパーティーズ28101300

真ん中の三人は、割合で見ればずっと同じところにいる。 動いているのは、その外側だ。

鎧さんが、二年いない

いちばんはっきりしているのがこれだった。

2021年に21話に映ったあと、2022年と2023年は一話も映っていない。 2024年に12話で戻ってくる。 確認済(第833話 丸二年、画面にいない。

これは「あまり出なかった」ではない。ゼロが二年続いている。 草むしりの検定も討伐も、この作品の骨組みのように語られる部分なのに、 それを渡す側が二年いなくなる。 確認済(第160話

置き換わっていたものがある。同じ二年に、ラッコが1話から42話へ、 シーサーが0話から20話へ増えている。 確認済(第608話 仕事を渡す者が引いて、一緒に動く者が出てきたようにも見えるが、 これはこちらの読みで、絵がそう言っているわけではない。 ファン考察

出たまま居つく者と、一度きりの者

顔ぶれの動きかたにも、形が二つある。

居つくほう。 モモンガは2024年から三年続けて二桁に入っている。 それまでは年に1話や5話だった。 確認済(第792話

かたまって、消えるほう。 パジャマパーティーズは2024年に13話ある。 前の年は0話、次の年も0話だ。 確認済(第849話 古本屋も2023年と2024年に9話ずつで、あいだの年は1話しかない。 確認済(第612話

この作品の人物は、少しずつ増えてはいない。 出てきて、かたまって、消える。 戻ってくる者もいる。名簿が伸びていくのではなく、入れ替わっている。

一人だけの回

もうひとつ、札で数えられることがある。札が1人だけ付いている回だ。 一人で過ごす回に近い(正確ではない。店の人が映っていても札は付けていない)。

どの年も1割から2割ある。 いちばん高いのが2024年の23%、 いちばん低いのが2026年の7%で、あいだの年は12%から17%のあいだを行き来している。 一人の回が増えて寂しくなった、という形ではない。

年ごとの内訳と、この数をどこまで信じてよいかは、 一人でいる回そのものを扱った記事のほうに書いた。

ここは付け忘れが逆向きに効く。 二人映っているのに一人しか書いていなければ、 一人の回として数えてしまう。出ている数は上限に近い。

数えていないもの

念のために書いておく。この記事で数えていないものがある。

  • 暗くなったかどうか。 怖さは絵で伝わるもので、札には残らない。 一度これを数えようとして失敗した記録は、別の記事に書いた
  • 絵柄。 線の太さも、目の描きかたも、数えていない
  • 話の重さ。 数えようがない
  • 一続きの長さ。 どこからどこまでかが決まっていない(章の切れ目が未確認)

「変わった」と感じることのうち、数えられるのはごく一部だ。 数えられたぶんについて言えるのは、ひとつだけになる。 人数は変わっていない。変わったのは、誰が映っているかのほうだ。

まだわかっていないこと

  • 2023年に人物の札が無い回が21話あるのは、なぜか 掘っていない
  • 鎧さんが映らない二年に、何が置き換わっていたのか 掘っていない
  • 一続きの長さを、どこからどこまでで測るのか 掘っていない
  • 絵柄そのものが変わったかどうか(数えられていない) 掘っていない

一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。

この記事の方針

  • 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
  • ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
  • 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
  • まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
  • こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
  • 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
  • あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。