電気で動くものだけが、そこに置かれている
第1160話まで読んで書いています
先に結論
動くものは、たくさん出てくる。
検索の窓に文字を打ちこむ回がある。 確認済(第432話) 押すと画面に文字がならぶボタンがある。 確認済(第539話) 大きな冷やす箱に、雪だるまを二段に分けて運びこむ回もある。 確認済(第942話)
街灯はともる。門のある建物の扉は、ひとりでに開く。 風呂あがりには、毛をふくらませる道具が使われる。
そのどれにも、差しこむところが描かれていない。
無いものを並べてみる
- 電線
- 発電しているところ
- 料金を払う場面
- 止まってしまう場面
- 直している場面
ひとつも出てこない。
ここで気をつけたいのは、出てこないことと、無いことは別だということ。 1160話の絵を、この目で見なおしたわけではない。 それでも、これだけまとまって出てこないのは、描かない側に理由があると考えるほうが自然になる。
描かないことで、何が起きているか
仮に電線が一本でも描かれたとする。 そのとたん、この世界がどこまで作られたものなのかを、読者が考えはじめる。
誰が引いたのか。どこから来ているのか。払っているのは誰か。
食べ物が湧く場所があり、しくみを決めた者が出てこないこの世界で、 電気だけが説明されると、そこだけが浮く。
つまり、描かないほうが、世界がそろう。
別の見かた
いや、そこまで考えていない、という読みもある。
日々の絵に電線は要らない。描いても、かわいくならない。 単に画面に入れていないだけ。
この読みの強いところは、ほかの説明されないものと同じあつかいで済むこと。 弱いところは、冷やす箱のような、大きな道具を描くときですら描いていない点になる。 大きく描く余地があるのに、そこにも無い。
使えるものだけがある
まとめると、この世界には使えるものだけがある。
そこから先へ行く道が、絵の側に用意されていない。 未確定 これは、看板の字が名前だけを教えて中身を教えないのと、同じ形をしている。
まだわかっていないこと
- 道具が何で動いているのか 掘っていない
- 止まってしまう場面があるのかどうか 掘っていない
- 誰が作り、誰が直しているのか 掘っていない
一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。
この記事の方針
- 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
- ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
- 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
- まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
- こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
- 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
- あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
読み終わらなくても、ここで置いていけます。90日たったら、トップで一度だけまた出します。