セイレーンの姿は、何をもとにしているのか
第1166話まで読んで書いています
先に結論考察
- 頭は犬張子がもとで、下半身は赤い魚のような形だという
- ただし、そう語られているのは作品の外でのことになる
- 作中で説明されるのは姿ではなく、歌の編成のほうだ
- そろわないと歌の力が弱まる、という言いかたが画面に出る
- 見た目は外から、はたらきは作中から、と分かれて置かれている
姿の出どころは、作品の外にある
セイレーンの頭は犬張子がもとで、下半身は赤い魚のような形だと語られている。 事実(映画公式サイト)
考察/ここまでで言えること
姿のもとは、絵のほうを見ても出てこない。
作中には、この姿がどこから来たのかを言う場面が置かれていない。
作中で説明されるのは、歌のほうになる
メインボーカルという言いかたと、もろいのだ、という声が出る。 事実(第712話) 同じ回で、つるの伸びが鈍る。
メインボーカルとコーラスがそろわないと歌の力は弱まるんだ、という言いかたも画面に出る。 事実(第751話)
考察/もう少し先まで読むと
語られているのは見た目ではなく、そろえかたのほうだ。
何人でどう歌うかには言葉が付いていて、どんな姿かには付いていない。
分かれかたを、並べておく
| どこから来たか | 何が分かるか |
|---|---|
| 作品の外 | 頭のもと、下半身の形 |
| 作中 | 歌の編成と、効く先 |
よく言われている説
巷では、外の言い伝えに出てくる歌う者と結びつけて読まれることが多い。 巷の説 ただし、その結びつきを作中で示す場面は出てこない。
ここから先は推測
考察/いちばん先まで読むと
姿は外から決まり、はたらきは作中で決まっていると読める。
外の話を持ちこまないかぎり、この者は歌の仕組みとしてだけ画面に出ている。 どう見えるかではなく、そろうかどうかで描かれていることになる。
まだわかっていないこと
- 姿のもとになったものが、作中の絵から読み取れるのかどうか
確かめる道が無い 作品の外にあって、絵からは決まらない。出どころは映画公式サイトの作者インタビューで、そこに頭のもとと下半身の形が書かれている
- 歌の力が弱まる条件が、ほかの回にも出るのかどうか
絵を開いた 事実(第751話) 開いた。メインボーカルとコーラスがそろわないと歌の力は弱まるんだ、という言いかたが画面に出て、緑のツタの動きが鈍くなる
- 歌が効く先が、聞いた者なのか植物なのか
掘ってある 別のところで掘ってある。歌が何をしていたのかを扱った一本に、つるの伸びが鈍る回を置いてある この問いを掘った考察へ
この記事の方針
- 「事実」は、絵か公式の投稿で照合できたことだけ。確かめた話数を添えています。
- ファンのあいだで語られているものは「巷の説」、このサイトの読みは「考察」と分けています。
- 根拠の薄い読みは「ここから先は推測」の節に分けています。
- あらすじの再構成と長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
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