ひきだし

同じ場所へ何日も通う、あの一続き

第1160話まで読んで書いています

先に結論

  • 看板が出て、箱からメダルが出てくるところから始まる 確認済(第395話
  • 台に手のマークが並び、揃ったら戻るかなという声が出る 確認済(第396話
  • 胸の音が描かれる回がある 確認済(第396話
  • どこから始まってどこで終わるのかを、こちらは決めていない 未確定

この記事で、まだわかっていないこと 3

同じ場所へ、何日も通う一続きがある。 2022年の年明けに、五日ほど続けて出てくる。

この記事は、その一続きの範囲を決められないまま書いている。 先にそこを書いておく。

出てくるもの

順に並べると、こうなる。

一日目。看板が出て、箱からメダルが出てくる。 隠していたのか、という言葉が出る。 確認済(第395話

二日目。台に手のマークが並ぶ。 揃ったら戻るかな、という声が出る。胸の音が描かれる。 確認済(第396話

三日目。フタが出て、金属の音がして、草むらを探す背中になる。 確認済(第397話

四日目。黄色い筐体が並び、同じ歌がくり返される。 確認済(第398話

五日目。自動で開く扉と、赤いまるいスツール。 確認済(第399話

五日とも、同じ場所にいる。 この作品で、これはめずらしい。

「揃ったら戻る」が分からない

いちばん引っかかるのが、二日目の言葉だ。

揃ったら戻る、と言っている。

戻るという言いかたには、戻す先が要る。 何が、どこへ戻るのかは示されない。

読みかたが二つある。 ひとつ。使ったぶんが戻ってくる、という意味。 出したものが返る。 ふたつ。別の何かが元の状態に戻る、という意味。 こちらだと話が大きくなる。

どちらとも決められない。 前後の回に、戻したいものの話は出てこない。

胸の音が描かれている

もう一つ、めずらしいものがある。胸の音が絵になっている。

この作品は、気持ちを字にしない。看板や札は字になるのに、 誰がどう思っているかを書いた紙は出てこない。

そのなかで、音として気持ちが描かれる回がここにある。 当たりはずれに気持ちが動いている、ということが、音の形で置かれている。

これは、この一続きが楽しい話として描かれていないことの手がかりになる。 楽しいだけなら、音は要らない。

範囲が決められない

ここがこの記事のいちばん弱いところで、隠さずに書いておく。

巷では、この一続きが単行本の章の題になっていることから、 ひとまとまりの話として扱われる。 ファン考察

こちらは、章の切れ目を確かめていない。 単行本を持っていないので、どこから始まってどこで終わるのかが決まらない。

上に並べた五日も、こちらがそう区切っただけになる。 前の回から続いているかもしれないし、あとの回まで続いているかもしれない。 未確定

範囲が決まらないと、できないことがある。 何日続いたのかを言えない。 長いのか短いのかも言えない。 まとまりの範囲そのものが、まだ決まっていない。

それでも言えること

範囲が決まらなくても、言えることが一つある。

この作品は、同じ場所に何日も置くことができる。

ふだんは、一回ごとに場所が変わる。草地、店、家、道。 それが五日続けて同じ場所になっている。

同じことが、島の一続きでも起きた。あちらは何か月も続く。 通うという形は、この作品が長い話を作るときのやりかたなのかもしれない。 ファン考察

行って、同じことをして、帰る。それをくり返す。 進まないことが、続いていることになる。

範囲が決まらない

だから、この問いはまだ形になっていない。

何を描いていたのかを言うには、どこまでが一続きかが要る。 それは絵を見ても決まらない。単行本の目次が要る。

いま書けるのは、五日ぶんの中身と、 揃ったら戻ると言った者がいたということまでになる。

まだわかっていないこと

  • 何が戻ると言っているのか 掘っていない
  • 一続きがどこまでなのか(章の切れ目が未確認) 掘っていない
  • メダルがどこから来て、どこへ行くのか 掘っていない

一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。

この記事の方針

  • 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
  • ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
  • 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
  • まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
  • こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
  • 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
  • あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。