ひきだし

住むところは、どうやって手に入るのか

第1160話まで読んで書いています

先に結論

  • 住まいの形はばらばら。扉のある家、岩あな、明かりのともる丸い家 確認済(第985話
  • 手に入れる場面は、当たりくじの回が一度あるだけ 確認済(第51話
  • 買う場面も、借りる場面も、引っ越す場面も出てこない 未確定
  • 住まいの無い者がいるのかどうかも、分かっていない 未確定

この記事で、まだわかっていないこと 3

住まいは出てくる。扉のある家、岩のあいだの入口、明かりのともる丸い家。 確認済(第985話 形はばらばらで、そろっていない。

手に入れるところは、ほとんど描かれない。

一度きりの場面

こちらの記録で、住まいの入手に触れた回は一つだけだ。

当たりくじで手に入るものとして出てくる回。 確認済(第51話 表札には顔の絵がかいてあり、金のわくの中に紙があり、大きなカギがある。

この一回から、世界の決まりを読み取ってよいかどうか。 そこが分かれ目になる。

読み取ってよいなら、この世界の住まいは運で決まることになる。 働いて買うものではない。だから広さも形もばらばらで、 持っている者と持っていない者が出る。

読み取ってはいけないなら、たまたまその回がくじの話だっただけになる。 ふだんはどうやって手に入れているのか、分からないまま残る。

買う場面が無いことの重さ

この世界には、買う場面がたくさんある。食べ物、道具、本、石。 払って受け取る形は、何度もくり返し描かれている。

住まいだけが、その形で出てこない。

借りる場面も、直す場面も、引っ越す場面も無い。 建てる場面にいたっては、建物ぜんぶについて一度も出てこない。

岩あなを、どう読むか

岩のあいだに入口のある住まいがある。 確認済(第203話 戸があるようには描かれず、外の暗さがそのまま入ってくる。

巷では、これを暮らし向きの話として読む向きが強い。 ファン考察 報酬を受け取ってすぐ使う場面があることが、根拠に挙げられる。

いっぽう、そこから見えるものについて話す場面もある。 気に入っているという読みも成り立つ。

このサイトは、どちらとも決められない。 決めるには、 ほかの住まいがどうやって手に入ったのかを知る必要がある。 そこが一度きりしか描かれていない以上、比べるものがない。

泊まる場所も、同じだった

住まいだけの話ではない。泊まる場所も同じ形をしている。

木でできた建物に泊まる回がある。石だたみがあり、足あとがあり、 何日か続く。 確認済(第522話 迎える側が出てこない。 受付も、案内する者も、払う場面も無い。

店なら、たいてい中に立つ者が描かれる。ラーメンの店にも、古本の店にも。 寝る場所にだけ、それがない。

食べる場所には人がいて、寝る場所には人がいない。 この世界で人が出てくるのは、渡すところと受け取るところだけなのかもしれない。

形はばらばらで、手に入れかたが出てこない

住まいについて言えるのは、ここまでになる。

  • 形はばらばら(扉のある家、岩あな、丸い家)
  • 手に入れる場面は、くじの回が一度きり
  • 買う・借りる・建てる場面は、一度も無い

暮らしの中心にあるもののうち、食べることはこれだけ描かれていて、 住むことはほとんど描かれていない。 その差が、いちばん気になるところだ。

まだわかっていないこと

  • 当たりくじが、当たり前のやりかたなのかどうか 掘っていない
  • 住まいの無い者がいるのかどうか 掘っていない
  • 住まいを決める場面が、どこかにあるのか 掘っていない

一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。

この記事の方針

  • 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
  • ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
  • 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
  • まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
  • こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
  • 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
  • あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。