ひきだし

数で出るものと、出ないものが分かれている

第1160話まで読んで書いています

先に結論

  • 級・順位・受験番号・報酬の倍率は、数として画面に出る 確認済(第100話
  • いっぽう、値段・年齢・報酬の額は、画面に出ない 未確定
  • 数で出るのは、比べられるようにしたい仕組みだけに見える ファン考察
  • 誰がそう決めたのかは、やはり出てこない 未確定

この記事で、まだわかっていないこと 3

この世界では、数が出るものと出ないものがはっきり分かれている。 並べてみると、その分かれかたに癖がある。

出るもの

何の数か出てくる回
草むしりの級5級・3級の札 確認済(第100話
合格の受験番号貼り出しの数字 確認済(第102話
催しの順位237位・1021位 確認済(第540話
焼肉の回の数字23と1の字 確認済(第585話
報酬の倍率100倍と書かれた紙 確認済(第658話

どれも、具体的な数字が画面に出る。

出ないもの

値段。物の値段が画面に出た回を、こちらは記録できていない。 報酬の額。袋は渡されるが、中身も額も出ない。 確認済(第112話 年齢。誰が何歳なのかは、一度も出てこない。 級の上限。何級まであるのかは示されない。 時間の長さ。何日たったのかも、たいてい出ない。

分かれかたの癖

並べると、こう見える。

出るのは、順番を付けるための数だ。 級、順位、番号、倍率。 どれも「上か下か」「多いか少ないか」を言うためのものになっている。

出ないのは、量そのものの数だ。 値段、額、年齢、日数。 どれも「どれくらいか」を言うためのものだ。

つまり、比べるための数は出て、測るための数は出ない。 ファン考察

それが意味すること

比べる数だけがあると、何が起きるか。

上か下かは分かるのに、どれくらいの差なのかが分からない。 5級と3級のあいだがどれだけ離れているのかも、 報酬がどれだけ増えるのかも、読む側には測れない。

資格があると報酬が少し増える回はある。 確認済(第112話 「少し」までしか出てこない。

100倍という数字だけが、例外的に大きく出る。 確認済(第658話 ふだんの額が分からないので、100倍がどれくらいなのかも分からない。

弱いところを書いておく

この読みには、合わないものがある。焼肉の回の数字だ。 確認済(第585話 23と1が並んで出てくるが、これが順番を付けるための数なのかどうか、 こちらは確かめていない。 未確定

ここに並べたのは、こちらが気づいて書きとめた数だけになる。 画面に出ているのに拾えていない数があれば、この分かれかたは崩れる。 拾い残しがどれだけあるかは、こちらには分からない。

出し惜しみをしているわけではない

この世界は、数字を出し惜しみしているわけではない。 級も順位も、はっきり出る。

出ないのは、暮らしの重さが分かる数のほうだ。 いくら稼いで、いくら使って、いくつなのか。 そこが出てこないから、この世界の暮らしが楽なのか厳しいのかも、決められない。

巷では、この作品を働くことの厳しさとして読む向きが強い。 ファン考察 その読みは、出ていない数のほうを前提にしている。 報酬が足りないこと、暮らしが苦しいことは、画面の数からは出てこない。

いっぽう、楽な世界だとも言えない。言えないというところまでが、 いま数から出せることになる。

まだわかっていないこと

  • 値段が画面に出た回があるのかどうか 掘っていない
  • 級が何級まであるのか 掘っていない
  • 数で出すものを、誰が決めているのか 掘っていない

一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。

この記事の方針

  • 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
  • ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
  • 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
  • まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
  • こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
  • 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
  • あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。