ひきだし

誕生日は、どう祝われているのか

第1191話まで読んで書いています

先に結論考察

ろうそくが日付の形で立つ。本数ではない

  • だから、本数からは年が読めない
  • 生まれた日は決まっている
  • そこから何年たったかだけが、決まらない
  • この作品は、年齢を一度も出さない
  • ふたつが同じ日だが、いわれは書かれない

この記事で、まだわかっていないこと 4

ケーキの上のろうそくは、三本ではなく、三つの形だった。 事実(第459話)

「5」と「/」と「1」。数えるためではなく、日付を書くために立っている。

考察/先に、答えを置く

日付はあるのに、年が無い。

ろうそくは本数ではなく日付の形をしていて、六年ぶん並べても 何回めなのかを言う場面が出てこない。

生まれた日は決まっていて、そこから何年たったかだけが決まっていない。

前に書いていたことを、訂正する

このページには 2026-09-19 まで、「誰の日なのかが画面に出ない」と書いてあった。 根拠にしていたのは、その回に付けた三つの短い言葉のほうで、 絵そのものを開いていなかった。

開いたら、日付が出ていた。 書いたことのほうが間違っていたので、まるごと書き直してある。

5月1日

2022年5月1日の回。 事実(第459話)

真ん中の大きなコマに、ちいかわとハチワレがならんでいる。 どちらも三角の帽子をかぶっている。上のコマから 「ハッピーバースデートゥーユー」の歌が続いている。 うしろのテーブルにケーキがあり、ろうそくが「5」「/」「1」の形をしている。

その日付は、投稿された日と同じだ。

一年前にも出ている。2021年5月1日、まんがではなく一枚の絵で、 「Happy Birthday」の字と、旗と、風船。 カップケーキが二つならんでいて、それぞれに「C」と「H」が入っている。

そろえて読むと、5月1日はちいかわとハチワレの日、ということになる。

1月22日

もう一つある。

2022年1月22日の絵。うさぎが冠をかぶっていて、 冠に「1.22」と書かれている。 まわりに「HAPPY」「BIRTH DAY」の字。

次の年の同じ日にも出ている。2023年1月22日、 やはりうさぎで、冠の数字も同じ、「Happy Birthday!!!」の字と、 吹き流しと、「ヤハ!!」の声。

1月22日はうさぎの日だ。

毎年ある

前はここを「一度きりなのか、毎年なのか分からない」と書いていた。 追ったら、毎年あった。

日出たもの
2021年5月1日一枚の絵。「Happy Birthday」、C と H のカップケーキ
2022年5月1日ろうそくが「5/1」の形 事実(第459話)
2023年5月1日金の冠、「パーティーッ」の声 事実(第676話)
2024年5月1日ろうそくに火がつく。最後のコマに「Happy Birthday!!」 事実(第863話)
2025年5月1日ドレスと冠。歌 事実(第1015話)
2026年5月1日とんがり帽子。ならんで写真におさまる 事実(第1146話)
2022年1月22日一枚の絵。冠に「1.22」
2023年1月22日一枚の絵。冠に同じ数字
2024年1月22日とんがり帽子とクラッカー 事実(第812話)
2025年1月22日最後のコマに「HAPPY BIRTHDAY」 事実(第973話)
2026年1月22日とんがり帽子と旗 事実(第1121話)

2020年5月1日の回には、祝いのしるしが出てこない。 事実(第29話) 本を開いて、まねをして、それだけで終わっている。

それでも、年だけが出ない

日付が分かっても、空いたままのところがある。

ふつう、ろうそくの数は年の数だ。 ここでは形が数字になっていて、「5」と「1」は年ではなく月と日を指している。 事実(第459話)

六年ぶん並べても、何回めなのかを言う場面が無い。 「◯歳になった」も出ない。年齢そのものが、この作品では一度も出てこない。

考察/ここまでで言えること

出ないのは年齢だけではない。量を示す数が、そろって出てこない。

級は出る。順位も出る。報酬の倍率も出る。 どれも、順番か位置を示す数だ。

出てこないのは、重さ、長さ、歳、日数 ── 積み上がっていく数のほう。 年齢は、そのいちばん分かりやすい例だ。

そう置くと、年が無いのはこのキャラたちの事情ではなく、 この世界の数えかたの形ということになる。

ふたつが同じ日である

もう一つ、説明されないものがある。

ふたつが最初から一緒にいたわけではない。 ハチワレが最初に出るのは第29話で、それまでちいかわはひとつきりでいる。 事実(第29話)

そして、その第29話が2020年5月1日だ。 事実(第29話) 上の表で「祝いのしるしが出てこない」と書いた回と、同じ回である。 ハチワレが画面に出た日そのものが、のちに祝われる日になっていた。

そう並べても、出会う前から日付が同じだったのか、 あとから一緒に祝うことにしたのかは、どちらとも書かれていない。

考察/もう少し先まで読むと

ふたつが同じ日になっている。

ちいかわとハチワレが、同じ5月1日だ。

うさぎのほうは一つだけで祝われている。 ふたつぶんの日と、一つぶんの日がある。

そして、この作品は出会いを描かない。 日付が同じになった経緯も、出会いと同じ場所に落ちている。

巷では、画面に初めて出た日として説明される

二つの誕生日は五月一日で、もう一つは一月二十二日。 どちらも画面に初めて出た日から来ている、と説明される。 巷の説 毎年その日に、公式が絵を出し、品が出る、と紹介される。 巷の説

合うところ。 作中ではなく外から決まっている。巷の説明も、そこは同じだ。 合わないところ。 作中でその日に何が起きるかは、巷でも挙げられていない。

この読みの、弱いところ

祝いの回は十一を引いている。 毎年ある、と言えるのもその十一のかぎりになる。

連載の区切りという読みは、公式の投稿を見つけていない。本文もそう書いている。

ここから先は推測

作者のほうの都合、という読みかたがある。 5月1日は連載が始まった年の区切りにあたるかもしれず、 そうだとすると、これはキャラの誕生日ではなく、作品の誕生日を ふたつに持たせたものだ。

公式が「連載開始日」を書いた投稿を見つけていないし、 絵の中にも書かれていない。だから飛躍のほうに置いてある。

うさぎの1月22日には、この説明が効かない。 連載の区切りが年に二回あるとは考えにくいので、 少なくとも1月22日のほうは、キャラの日として置かれている。

まだわかっていないこと

  • 5月1日がなぜふたつぶんの日なのか。ハチワレが最初に出るのは第29話で、それまでちいかわはひとつきりでいる。出会う前の回に日付が出れば、そこで決まる

    確かめる道が無い 年齢そのものが一度も出ないので、道が閉じている。ろうそくは 5・/・1 の日付の形に立っていて、本数が年を表していない。ほかに数を示すものも出てこない。何回めかを出すには年齢か回数を言う場面が要るが、それが無い

  • 何回めの5月1日なのか。ろうそくが日付の形なので、本数から読めない。年齢そのものが一度も出てこないので、ほかの道も無い

    確かめる道が無い 年齢そのものが一度も出ないので、道が閉じている。ろうそくは 5・/・1 の日付の形に立っていて、本数が年を表していない。ほかに数を示すものも出てこない。何回めかを出すには年齢か回数を言う場面が要るが、それが無い

  • ほかの住人に日付が決まっているのか。一枚絵とあいさつを299枚ぜんぶ開いて、お祝いの字が出ているのは二つの日だけだった。並べていない投稿があれば動く

    数えた 一枚絵とあいさつは299枚あって、全部開いてある。祝いの字が出るのは二つの日だけ。そこは変わらない。並べていない投稿が出れば動く

  • 住人たちがその日を自分で知っているのか。祝われる側が日付を口にする場面は、出てこない。祝いの回の吹き出しを拾えば、有無だけは決まる

    確かめる道が無い 祝いの回の吹き出しを拾えば有無だけは決まる。そこは変わらない。三つのことばには吹き出しが全部は残っていない

この記事の方針

  • 「事実」は、絵か公式の投稿で照合できたことだけ。確かめた話数を添えています。
  • ファンのあいだで語られているものは「巷の説」、このサイトの読みは「考察」と分けています。
  • 根拠の薄い読みは「ここから先は推測」の節に分けています。
  • あらすじの再構成と長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。

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