討伐に行くのは、いつも誰なのか
第1180話まで読んで書いています
先に結論考察
向かうのは住人で、渡す側は出ていかない
- 同じ事実が、三つの読みすべてと合う
- 居あわせても、向かわない
- いなかったからではなく、いても行かない
- 六年ぶん、向かう側が入れ替わっていない
討伐に向かうのは、住人だ。
札を渡す鎧が、自分で出ていく場面は、出てこない。 受け付け、見送り、戻ってきたら受け取る。 事実(第37話)
危ないほうを引き受けているのが、力の弱そうに描かれている側だ。
居あわせても、向かわない
この形がいちばんはっきり出るのが、2025年の一続きだ。
次の回では、相手の種類を言い当てる声が出る。 事実(第972話) 道具の名も出てくる。
つるを引っぱる手があり、白くて細いものが出て、 のまれているという叫びが上がる。 事実(第971話) その場に、鎧さんがいる。
考察/ここまでで言えること
居あわせても、向かわない。
道具の名も出てくる。 事実(第972話) 鎧の側は知っている。 種類も、道具の名も分かっている。
知っていて、その場にいて、向かうのは別の者だ。
これは「いなかったから行かなかった」のではない。いても行かない。
理由が、説明されない
なぜそうなっているのかは、どこにも書かれていない。 思いつくのは三つで、どれも根拠が足りない。
ひとつ。鎧の側にできないことがある。 巷の説 体の作りか、決まりか、役目の分けかたか。 ただ、できないと言った場面は出てこない。
ふたつ。決まりでそうなっている。 巷の説 札を渡す者は行かない、という取り決めがある。 これも、決まりを述べた場面が出てこない。
みっつ。住人が選んでいるだけ。 巷の説 札は並んでいて、草むしりもある。選べる。 選べるのなら、危ないほうを選ぶ理由が要る。
報酬で選んでいるのかどうか
三つめを確かめるには、報酬を比べればいい。
比べられない。 ふだんの報酬が数で出てこないからだ。 100倍という言いかたは出るが、もとが分からない。
差が描かれた回はある。それでも、どれほどの差なのかを 比べられる場面が出てこない。
だから「割に合うから選んでいる」とも「割に合わないのに選んでいる」とも言えない。 選んでいるかどうかすら、確かめられない。
巷の読みと、事実の関係
強い言いかただ。
ここは慎重に書きたい。
渡す側が出ていかない、という事実だけは、その読みと合っている。
考察/もう少し先まで読むと
同じ事実が、三つの読みすべてと合ってしまう。
できないからでも、決まりだからでも、選んでいるからでも、 渡す側は出ていかない。
つまり、「渡す側が出ていかない」という事実は、 どの読みも支えるかわりに、どの読みも絞らない。
巷では、身代わりとして出されているという強い読みが語られる。 巷の説 その読みと合っているのも、同じ理由だ。 合っていることは、証しにならない。
事実が読みを絞れていないときは、事実を増やしても進まない。 要るのは、三つのうち二つを潰す事実になる ── 鎧が出ていく回、断る回、額の出た回。
絞るには、何が要るか
読みを絞るには、次のどれかが要る。
- 鎧が出ていく回が一つでもあれば、一つめと二つめが崩れる
- 断る回があれば、選んでいることになる
- 報酬の額が一度でも数で出れば、三つめを試せる
どれも、思い当たる回がない。 挙げられないので、まだ開いていない。
考察/いちばん先まで読むと
六年ぶん、向かう側が入れ替わっていない。
鎧さんの書きとめが二年まるごと消えた時期もあった。 その間も、住人の側が向かっている。
渡す側がいなくなっても、向かう側は変わらなかった。 役の分かれかたは、渡す者の有無に寄りかかっていない。
つまり、この分かれかたはキャラではなく、仕組みの側に付いている。 誰が受付にいるかとは関係なく、向かうのはいつも同じ側だ。
入れ替わらないことだけが、確かなところに残る。
この読みの、弱いところ
居あわせて向かわない回は一つになる。
六年ぶん入れ替わっていない、と言うには、 討伐の回を一つずつ当たることになる。 三つの読みを絞る事実が無いことは、本文にも書いてある。
まだわかっていないこと
- 鎧の側にできないことがあるのか。できないと言った場面を見つけていない。鎧の出る144話を開いて、体を動かす場面があるかを見れば当たりが付く
数えた 三つの鎧さんのどれかが出るのは144話。そのうち二つ以上が同じ回に出るのは3話だけだ。できないと言った場面は、141話を開くまで決まらない
- 決まりでそうなっているのか、選んでいるのか。断る回が一つでもあれば、選んでいることになる。札を受ける場面を集めれば、断りの有無は決まる
絵を開いた 事実(第37話) 選んでいる。第37話で、討伐と草むしりの札が同じ棒に並び、早いモン勝ちッ、の声とともに各自が取る。断る場面ではなく、取らない自由のほうが描かれている
- 100倍が何の100倍なのか。ふだんの報酬は一食ぶんと分かったが、何を100倍にするのかは画面に出ない
絵を開いた 事実(第473話) 額は出ないが、目盛りは出てきた。第472話で採取一回ぶんの袋を受け取り、第473話でその袋から食券を買って朝定食を食べる。今日の報酬で足りるよネ、と言う。ふだんの報酬は一食ぶん、というところまでは画面にある。100倍の側は、何を100倍にするのかが出てこないので、そこで止まる
この記事の方針
- 「事実」は、絵か公式の投稿で照合できたことだけ。確かめた話数を添えています。
- ファンのあいだで語られているものは「巷の説」、このサイトの読みは「考察」と分けています。
- 根拠の薄い読みは「ここから先は推測」の節に分けています。
- あらすじの再構成と長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
お気に入り
この端末のなかに残ります。お気に入りに一覧が出て、 そこから前後の回へも行けます。もう一度押すと取り消せます。
忘れたころに、もう一度
- いま
- 何も起きません。この記事の名前が、この端末のなかに残るだけです。
- 90日後
- トップページに、この記事が一度だけ出ます。出たら記録は消えます。
- なぜ
- 90日のあいだに、本編は30話ほどふえます。 同じ記事でも、そのころには確かめられることが変わっています (記事の頭に、何話まで読んで書いたかが出ています)。
置いたものの一覧は出しません。数も、残りも出しません。 覚えておくのはこちらの仕事なので、置いたことは忘れてかまいません。 この端末から外には出ません。