ひきだし

同じように怖がる者を、分けてよいのか

第1160話まで読んで書いています

先に結論

  • 味方だ、という一言と、うなずいて並ぶ背中が出る回がある 確認済(第734話
  • かがり火のもとに並び、助けてくれて、という言葉が出る 確認済(第739話
  • 音符の浮かぶ夜に、肩をゆらしている回もある 確認済(第762話
  • 舟をこぎ出し、朝の海に島がうかぶ回で終わる 確認済(第770話

この記事で、まだわかっていないこと 3

島には、そこで暮らす者たちがいた。

味方だ、という一言と、うなずいて並ぶ背中。 確認済(第734話 かがり火のもとに並び、助けてくれて、という言葉。 確認済(第739話 音符の浮かぶ夜に、肩をゆらす背中。 確認済(第762話 舟をこぎ出し、朝の海に島がうかぶ。 確認済(第770話

並び、歌い、火を囲み、舟をこぎ出す。 同じように話し、同じように怖がる。

巷の読み

巷では、その者たちが機械だったという読みが広く語られる。 ファン考察

根拠に挙げられるのは、 動く仕組みが見えた、音が違った、顔色が変わらなかった、といった場面になる。

その場面を、こちらは特定できていない

はっきり書いておく。

こちらは、その場面を特定できていない。 未確定

記録に残っているのは、並ぶ姿、助けを求める声、火を囲む夜までになる。 仕組みが見えたところを、こちらは指せない。

そうでないとも言えない。 記録が届いていないだけかもしれない。

各話に付けた短い言葉は三つしかない。 細かい描き込みは、そこに残らない。

仮にそうだったとして

そのうえで、この読みを取ってみる。

取っても、問いが残る。むしろ、そこからが本題になる。

同じように怖がる者を、住人と分けてよいのか。

かがり火のもとで礼を言う。 確認済(第739話 夜に肩をゆらす。 確認済(第762話 舟をこぎ出す。 確認済(第770話

やっていることが、住人と変わらない。

分ける線を、どこに引くか

分けるとしたら、体の作りで分けることになる。 中に何が入っているか。動く仕組みがどうなっているか。

その線を引くと、こちらに返ってくる。

この世界の住人が、何でできているのかも、同じように問われることになる。

住人の中身が描かれた場面を、こちらは指せない。 体の作りについては、島の者たちと同じくらい分かっていない。

首もとのちがいに触れる回はある。 確認済(第809話 そこでも、中身の話にはならない。

つまり、体の作りで分けようとすると、両方とも分からなくなる。

分けたくなる理由のほう

なぜ分けたくなるのか、そちらを考えてみる。 ファン考察

島の話には、重いことが起きる。 分けておくと、少し軽くなる。

住人ではないなら、起きたことの重さが変わる。 これは、読む側の都合になる。

逆の読みもできる。 分けることで、もっとこわくなるという読みだ。 同じように怖がっていたのに、実は別のものだった、という筋になる。

どちらの向きでも、分けたがっているのは読む側になる。 作中の者たちは、分けていない。味方だ、と言っている。 確認済(第734話

こちらは、分けないでおく

決めかたを書いておく。

分ける根拠を、こちらは持っていない。 持っていないので、分けない。

そして、分けないほうが絵と合っていると思う。

礼を言い、火を囲み、舟をこぐ。 画面に出ているのは、住人とよく似た姿になる。

似ているものを、根拠なしに分けるのは、 このサイトがいちばんやりたくないことになる。

根拠が出たら、そのとき書き直す。 確認の待ち行列に出してある。

まだわかっていないこと

  • 機械だったという読みの根拠になる場面がどこか 掘っていない
  • 住人と分ける線が、どこにあるのか 掘っていない
  • この世界の住人が、何でできているのか 掘っていない

一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。

この記事の方針

  • 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
  • ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
  • 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
  • まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
  • こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
  • 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
  • あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。