言い直すことで、二人のあいだで話がそろう
第1160話まで読んで書いています
先に結論
確かめるような、念を押すような言い回しが、くり返し出てくる。
相手の言ったことを受けて、自分の言葉にし直す形になる。
早い時期から出ている
出かたを並べる。
話しかけてみようか、という間が描かれる回。 確認済(第29話) ともだちの三文字と、声でかっという一言。 確認済(第34話) どちらも2020年5月になる。
だいぶあとにも出てくる。 言うことに従ってください、という言葉が出る回。 確認済(第909話) 火のそばを樽が運ばれていて、人ごみをかき分けている。
六年ぶん、同じ形が続いている。
何話あるかは、書かない
先に、できないことを書いておく。
出る場面に共通するものがあるかどうかを、こちらは数えていない。 未確定
数えようとすると、各話に付けた短い言葉を引くことになる。 あれはこちらが書いたものなので、数えても作品の数にならない。
分かっているのは、 驚いたとき、思いついたとき、確かめたいときに出やすいらしい、 というところまでになる。
印象であって、数ではない。
もうひとつの役
そのうえで、この言い回しには別の役があるように見える。
相手の言葉を言い直すことで、二人のあいだで話がそろう。
これが効いているのは、言葉の出かたが違う場面になる。
この作品では、片方が文で話し、もう片方が一音だけ、という場面がある。 声が出ないときもある。
そこで言い直しがあると、通じているように見える。
一方が言い、もう一方が言い直す。 言い直せたということは、受け取れたということになる。
通じる仕組みとして読むと
そう読むと、少し大きな話になる。 ファン考察
言葉の出かたが違う者どうしが暮らせている理由の一つになる。
この世界には、文で話す者と、短い音で返す者と、 くり返しだけの者がいる。それでも、やりとりが成り立っている。
成り立たせているものが、どこかにあるはずだ。 言い直しが、そのひとつかもしれない。
この読みを示した場面は、まだ無い。 言い直しが通じるためにある、と言われた回は指せない。
弱いところ
そのうえで、この読みには穴がある。
言い直しが無い場面でも、通じている。
うなずくだけの場面。目を合わせるだけの場面。 言葉が無くても進む回のほうが、たぶん多い。
だとすると、言い直しは通じるために要るものではなくなる。 あってもなくてもいい、ただの口ぐせかもしれない。
どちらとも決められない。
数えかたを、先に決めないといけない
進める道を書いておく。
この問いは、数えれば形になる。 ただし、数えかたを先に決めることになる。
何を「言い直し」と数えるか。 そっくりくり返す場合と、言いかえる場合を同じに数えるか。 決めかたを変えれば、数も変わる。
そして、その決めかたはこちらのものになる。 数を出すなら、決めかたを一緒に出すしかない。
いまは、早い時期から六年ぶん出ているというところまでになる。 確認済(第29話) 確認済(第909話) そこは、回を名指しできる。
まだわかっていないこと
- 口ぐせなのか、話をそろえるための道具なのか 掘っていない
- 出る場面に共通するものがあるか 掘っていない
- 言葉の出かたが違う者どうしが、どう通じているか 掘っていない
一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。
この記事の方針
- 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
- ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
- 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
- まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
- こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
- 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
- あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
読み終わらなくても、ここで置いていけます。90日たったら、トップで一度だけまた出します。