ひきだし

うさぎは、強いのか

第1180話まで読んで書いています

先に結論考察

平気であることは、強さの証しにならない

  • 力があるのか、分からないのか、絵なのか
  • どれでも、同じ絵になる
  • この作品は、強さを測る材料を渡さない
  • 測るものが無い世界で、強さを問うことに
  • 強さではなく、動きで数えるほうが合う

この記事で、まだわかっていないこと 3

仕事の級でいえば、上の札を持っている。 事実(第101話)

危ないことになる場面でも、逃げずに動く回が多い。 跳ねる、ぶら下がる、引っぱる。 事実(第158話) 体の使いかたが軽い。

どこから来たのかが、描かれない

鍛えている場面が出てこない。 教わっている場面も出てこない。

ほかの住人には、特訓や試験を重ねる回がいくつもある。 本を開いて勉強する回。 事実(第490話) 抜き打ちで確かめられる回。 事実(第804話)

問いを、二つに分ける

見やすくするために、分けておく。

ひとつ。もともと強いのか。 ふたつ。強いように見えているだけなのか。

怖がらずに突っこむことと、実際に力があることは別だ。

結果として何とかなっている回が多いだけ、という読みも消せない。

平気であることは、証しにならない

考察/ここまでで言えること

平気であることは、強さの証しにならない。

巷では、見た目より力があるという読みがよく語られる。 巷の説 根拠に挙げられるのは、危ないところで平気でいる場面の多さだ。

平気なのは、力があるからかもしれない。 分かっていないからかもしれない。 そういう描かれかただからかもしれない。

三つとも、同じ絵で説明できる。

そして、この作品には勝ち負けの出る場面が少ない。 平気でいるところを何度見ても、三つのどれかには決まらない。

級だけが、材料になる

数として使えるのは、級だ。

上の札を持っている。 事実(第101話) これは画面に出ている。 級が力を表しているかどうかは、別の話だ。

この世界の級は、取ったあとに何が変わるかが出てこない。 何を測っているのかも、強さとのつながりも示されない。

考察/もう少し先まで読むと

級は持っている。取るまでの過程が描かれていない。

そして、鍛えている場面も、教わっている場面も出てこない。 ほかの住人には、本を開いて勉強する回がある。 事実(第490話) このキャラには、それが無い。

級だけがあって、上がりかたも、効きかたも描かれない。

逃げない、が効いている

材料を、もう一つ置いておく。

逃げない回が多い。

これは、絵で言える。動いているか、動いていないかは見れば分かる。

「多い」は印象だ。

数えるには、危ないことが起きている回を並べて、 このキャラが動いたかどうかを見ることになる。 記録で回を絞れるので、やれる。

まだ開いていない。

強さを問うことが、向いていないのかもしれない

最後に、問いのほうを疑ってみる。

考察/いちばん先まで読むと

この作品は、強さを測る材料をほとんど渡してこない。

勝ち負けが出る場面が少ない。討伐の場面も、細かく描かれない。 級があっても、中身が示されない。

測るものが無い世界で、誰が強いかを問うている。

そう見ると、この問いは作品の外から持ち込んだ枠かもしれない。 巷の説

それでも、動く者と動かない者がいることは絵に出ている。 強さではなく、動きで数えるほうが、たぶんこの作品に合っている。

問いの形を、材料のほうに合わせ直すことになる。

この読みの、弱いところ

逃げない回が多い、というところは数えていない。 本文にもそう書いてある。

級を持っている、と言えるのは一つの回になる。 問いの形を材料に合わせ直す、という読みは、作品についての読みではない。

まだわかっていないこと

  • もともと強いのか、強いように見えているだけなのか。危ないことが起きている回を並べて、動いたかどうかを見れば、動きだけは数えられる。記録で絞れるので、やれる

    数えた 記録で絞れる、というところまでは合っている。このキャラが出るのは517話で、ラッコと同じ回が44話、シーサーと同じ回が18話。危ないことが起きている回を選ぶには、危ないを何で決めるかを先に決めることになる

  • 鍛えている場面や教わっている場面があるか。ほかの住人には特訓や試験の回がある。このキャラには無い。この作品は、身についた手前をどのキャラについても描かない

    数えた 身についた手前が描かれていないのはこのキャラだけではない。13キャラとも初出に来歴が付いていない

  • 級が力を表しているのかどうか。級は取ったあとに何が変わるかが出てこない。級が高いことと強いことをつなぐ場面は、出てこない

    絵を開いた 事実(第101話) 級のほうを開いた。2020年10月の第101話で、うさぎはもう草むしり3級の札を持っている。同じ回でちいかわは5級のことを心配している。級と強さをつなぐ場面は、その回にも出てこない

この記事の方針

  • 「事実」は、絵か公式の投稿で照合できたことだけ。確かめた話数を添えています。
  • ファンのあいだで語られているものは「巷の説」、このサイトの読みは「考察」と分けています。
  • 根拠の薄い読みは「ここから先は推測」の節に分けています。
  • あらすじの再構成と長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。

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