この作品は、なぜ闇が深いと言われるのか
第1163話まで読んで書いています
巷では 怖い回トラウマ回 と呼ばれています(作中に出てくる語ではありません)
先に結論このサイトの読み
- 指されているのは、こわい場面ではない。ふだんの絵の中に、説明されないまま置かれているもののほうになる
- 巷が挙げるものを並べると、止まる位置がそろっている。どれも、受け取る側から見えるところだけが細かい
- 三つが同じところで止まることと、三つが一つの仕組みであることは、別のことだ
巷のまとめは、この作品をこの四文字で紹介することが多い。 巷の説 題にそのまま入っているものもある。
何を指しているのかをまとめのほうから拾うと、三つに寄る。 巷の説 働くこと。危ない仕事。姿が変わること。
三つとも、ふだんの絵の中にある
名前の挙がる回は、たいてい長い一続きではない。食べる回や、試験の回になる。
夜に籠を持って山へ行き、報酬の袋を受け取る回がある。 事実(第470話) 次の回で、その袋から食券を買って朝の定食を食べる。 事実(第471話) 働いた日に食べる、という形がそのまま出ている。
草むしりの札と討伐の札は、同じ形で並んでいる。 事実(第36話) 出す側は、安全な仕事と危ない仕事を分けていない。
模試の判定が出る回で、Eの上から本人が緑のペンでBと書く。 事実(第990話) 直したのは、出した側ではない。
考察/ここまでで言えること
指されているのは、こわい場面ではない。
挙がるのは、食べる回、試験の回、店の回になる。 そこに、説明されないまま置かれているものがある。
引っかかるのは起きたことではなく、起きたことの手前が空いているほうだ。
止まる位置が、そろっている
巷が挙げる三つを並べると、同じところで切れる。
| 巷が指すもの | 画面に出ている | 出てこない |
|---|---|---|
| 働くこと | 級、報酬、食券 | 決めた者、雇う者 |
| 危ない仕事 | 札、順位、番号 | 出している者、けが |
| 姿が変わること | 変わったあと | 変わる手前、原因 |
どれも、受け取る側から見えるところだけが細かい。
よく言われている説
巷では、この三つが一つの円になっていると説明される。 巷の説 生きるために働き、働くために危ないほうへ近づき、 その危ないものがかつて仲間だったかもしれない、という筋になる。
円だとすると、通らないところがある。 姿が変わることと仕事がつながった場面は、出てこない。 無いという事実 危ない仕事をしていない回でも変わる。
考察/もう少し先まで読むと
円にすると、説明されていないものが一つ減る。
三つを円でつなぐと、変わる原因が仕事の側に置かれる。 置いた瞬間に、いちばん説明されていないものに説明が付いたことになる。
ここは閉じない。 三つが同じところで止まることと、三つが一つの仕組みであることは、別になる。
ここから先は推測
この言いかたが広まったのは絵柄と中身の落差からだ、と説明されることが多い。 巷の説
そこに、もう一つ足してみる。 この作品は、仕組みの下側をとても細かく描く。 模試ののぼりが立ち、結果が封筒で届き、判定の字が出る。 事実(第983話) 事実(第984話) 書く場所がずれていた、という手ちがいまで描かれる。
細かく描かれているほど、上があるはずだと読める。 上があるはずだと読めて、その上が出てこない。 伏せられている、という感じは、そこで生まれるのかもしれない。
支える材料は薄い。細かさを数えたわけではないし、 細かさと、伏せられている感じの結びつきも、こちらが当てたものになる。
よく言われるが、確かめられていないこと
いちばん古い使いかた。 巷のまとめには更新日が入っているが、書きはじめの日ではない。 いつから言われているかは、こちらからは出せない。
アニメや映画から入った人が、同じ言いかたをしているかどうか。 そちらは見ていないので、比べられない。
まだわかっていないこと
- この言いかたが、いつから使われているか。巷のまとめの日付を並べれば、いちばん古いところまでは出る
確かめる道が無い 出せない。開いたまとめには更新日が入っているが、書きはじめの日ではない。いつから言われているかは、巷の側の記録を持っている人にしか出せない
- 細かく描かれているのが下側だけだ、という見かたを数で出せるか。級・模試・判定のように下側が細かい場面と、上側が出てくる場面を数えれば、傾きは出る
数えた 数えるものが決まらない。「下側」「上側」はこちらが引いた線で、作中にその区別は無い。数えれば数は出るが、それはこちらの線の数になる
- 巷でこの言いかたを使わずに紹介しているところがあるか。あれば、言いかたのほうが後から付いたことになる 掘っていない
一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。
この記事の方針
- 本文の「こちら」は、このサイトのことです。作品に無いことと、こちらが見つけられないことを分けて書くために使っています。
- 「先に結論」に置くのは、このサイトの読みだけです。事実は本文に書きます。読んだ人が最初に要るのは、材料ではなく、こちらが何を読んだかだと考えています。
- 「事実」と書けるのは、絵か公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
- 探しても出てこなかったことは「無いという事実」と書きます。これも事実です。どこまで探したかは本文に書きます。
- ファンのあいだで語られている説は「巷の説」と明示します。
- こちらが読んだことは「考察」と書きます。事実と混ぜません。画面でも、考察の印だけを塗りつぶしにしてあります。
- まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確かめた」にはしません。
- こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく言われるが、確かめられていないこと」の節がそれです。
- 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから先は推測」と書きます。本文に混ぜません。
- あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
忘れたころに、もう一度
- いま
- 何も起きません。この記事の名前が、この端末のなかに残るだけです。
- 90日後
- トップページに、この記事が一度だけ出ます。出たら記録は消えます。
- なぜ
- 90日のあいだに、本編は30話ほどふえます。 同じ記事でも、そのころには確かめられることが変わっています (記事の頭に、何話まで読んで書いたかが出ています)。
置いたものの一覧は出しません。数も、残りも出しません。 覚えておくのはこちらの仕事なので、置いたことは忘れてかまいません。 この端末から外には出ません。
この記事の「先に結論」を、画像で保存する 1080×1350。一行めと題と住所が入っています