鎧さんは、助けてくれるのか
第1191話まで読んで書いています
先に結論考察
助ける回はあるが、助けない回は数えない
- 居て動かないのか、居ないのかが不明だ
- 居あわせて動かなかった回が、一つある
- そこは、居なかったからでは説明できない
- 後ろから説明する読みは、たいてい通る
- どちらも説明できるなら、説明していない
手を貸す回がある。
頭から出たものを引き抜いてやる回。 事実(第1129話) 入れ物を差し出す回。 事実(第975話) 道具を持ってきて囲みを作る回。 事実(第1139話)
いっぽう、住人が危ないことになっている場面に鎧が出てこない回のほうが、 数のうえでははるかに多い。
考察/ここまでで言えること
「助けなかった」と書ける回が、そもそも数えられない。
分けなければいけないものが二つある ── そこに居あわせていたのに動かなかったのか、そもそも居なかったのか。
描かれていないかぎり、区別がつかない。 書きとめてあるのは「出ている者」だけで、 画面の外にいたかどうかは記録できない。
つまり、助けなかった回を集めようとすると、 居なかっただけの回が大量に混ざる。
居あわせている回が、一つある
つるを引っぱる手があり、白くて細いものが出て、叫びが上がる回。 事実(第971話) その場に、鎧さんがいる。
次の回では、相手の種類を言い当てる声が出る。 事実(第972話) 道具の名も出てくる。
考察/もう少し先まで読むと
居あわせていて動かなかった回が、一つだけある。
知っている。その場にいる。そして、向かうのは別の者だ。
ここは「居なかったから」では説明がつかない。 一つしか無いので、共通するものも取り出せない。
そして、この一つがあるせいで 「そもそも居ないだけだ」という楽な読みも取れなくなる。 一件だけ残るのが、いちばん扱いにくい。
巷の読み
巷では、助けない理由を仕組みの側に求める読みがある。 巷の説 決まりで動けない。役の外だから関わらない。
先に「こういうときは動かない」と示されて、 そのとおりに動いた回があれば、条件が分かる。 そういう回が、まだ出ていない。
考察/いちばん先まで読むと
後ろから説明する読みは、たいてい成り立ってしまう。
助けた回を見れば「役の内だったのだ」と言える。 助けなかった回を見れば「役の外だったのだ」と言える。 どちらも説明できるということは、何も説明していないのと同じだ。
これは、姿が変わる原因について書いたことと同じ形になる ── 先の場面が無いまま、あとの場面から前を当てている。
そして、条件が示されていないので、差があるのかどうかも確かめられない。 相手の種類か、場所か、頼まれたかどうかか。分ける材料が無い。
消せない読みが一つ残る ── 差は無く、たまたまそう見えているだけ。 その場にいたときは動き、いなかったときは動かない。それだけかもしれない。
この読みの、弱いところ
居あわせて動かない回が一つだ、と言えるのは、引いた回のかぎりになる。 鎧の出る回を、この目で見直してはいない。
差が無く、たまたまそう見えているだけ、という読みは消せないまま残る。 本文もそう書いている。
まだわかっていないこと
- 助ける回と助けない回に差があるのか。分ける材料が無い。危ないことの起きている回を並べて、鎧さんがいるかを見れば当たりが付く
数えた 記録で当たりを付けた。労働の鎧さんとラッコは0話(ラーメンの鎧さんまで入れても3話)、労働の鎧さんとシーサーは2話だけ。危ないことが起きていそうな回に鎧さんが書きとめられていないことは、記録のうえでは多い
- 居あわせていたのか、居なかったのか。出ているキャラは出ている者を書いたもので、画面の外は記録できない。誰も書きとめていない回については、いまのところ決めようがない
数えた 画面の外は記録できない。そこは変わらない。誰も書きとめていない回が27話あって、そこは誰がいたかも決められない
- 条件が示された回があるのか。先に「こういうときは動かない」と示された回を挙げられない。出てくれば、差があるかどうかが一度に決まる
絵を開いた 事実(第972話) 動く側の回は開けた。条件を言う場面のほうが無かった。第972話で、鎧が擬態型を叩き、かかとのガサガサがなおってるッ、になる。第296話では雨やどりに来た者に弁当と水を出す。どちらも、動く前に理由も条件も言わない。先に、こういうときは動かない、と示す回も出てこない
この記事の方針
- 「事実」は、絵か公式の投稿で照合できたことだけ。確かめた話数を添えています。
- ファンのあいだで語られているものは「巷の説」、このサイトの読みは「考察」と分けています。
- 根拠の薄い読みは「ここから先は推測」の節に分けています。
- あらすじの再構成と長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
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