この世界の夜は、何をする時間なのか
第1160話まで読んで書いています
先に結論
夜の場面は、よく出てくる。窓のあかり、ふとん、月、光るきのこ。
何話あるかは書かない。 数えようとしたが、数えられるのは 各話に付けた三つの短い言葉のほうで、あれはこちらが書いたものだった。 夜の回でも、その回で目立ったものが別にあれば書かない。 出てくるのは作品の数ではなく、こちらの書きかたの数になる。 未確定
かわりに、回を名指しする。
夜は、二つの顔を持っている
休む夜。 ふとんが二つ並ぶ回。 確認済(第52話) 岩あなの中で器を囲む回。 確認済(第338話) 道に灯りが並ぶ回。 確認済(第345話)
出かける夜。 採取に出る回。 確認済(第467話) 袋にためる回。 確認済(第147話) 立入禁止の板の前に立つ回。 確認済(第672話)
同じ時間帯が、休むためにも、働くためにも使われている。 どちらが当たり前なのかを示す場面が無い。
夜が増えたかどうかは、言えない
「後半になって夜の場面が増えた」という言いかたを見かける。 ファン考察
こちらはこれを確かめられない。 夜かどうかは絵の明るさで決まるもので、 人物の札には残らない。札は「誰が映っているか」だけを記録している。
年ごとに数えるには、1160話の絵を明るさの目で見直すしかない。 やっていない。 やっていないので、増えたとも減ったとも書かない。
寝つけない夜が、無い
もうひとつ、数えていて気づいたことがある。
寝つけずにいる回を、こちらは一つも記録していない。
心配ごとはある。受からないこと、明日のこと。 それでも、夜になると眠る。眠れなくて起きている回が出てこない。
いっぽう、眠ったあとに悪い夢が来る回はある。 確認済(第642話) 熱を出してもぐりこむ回もある。
つまり、この世界では、眠りに入るところでは何も起きない。 起きるのは、眠ったあとだ。
ここから飛躍する
夜が怖いのではなく、眠りが怖いのかもしれない。
夜の場面そのものは、たいてい静かに描かれる。灯り、器、並んだふとん。 こわいものは、たいてい起きているときに出てくる。
いっぽう、夢の回では、ふだんの暮らしで気にしていることがそのまま形になる。 受からないこと。はがされる紙。閉まる門。 確認済(第645話) 外から来たものではなく、内側から出てくる。
そう読むと、この世界の夜は逃げ場ということになる。 外の危なさから離れられる時間。そのかわり、内側のものが出てくる。
これは飛躍だ。 夢の回は数えるほどしかないし、 眠って元気になる回が描かれないことも、ただ描く必要が無かっただけかもしれない。
それでも、夜の静けさと、眠りのあとの不穏さが、同じ作品に並んでいるのは確かだ。
夜の道に灯りが並ぶ回がある。 確認済(第345話) 礼を言う言葉があり、光るきのこがあり、背中が並んでいる。 この作品でいちばん穏やかな部類の回が、夜に置かれている。
まだわかっていないこと
- 夜に働くことが、決まりで許されているのかどうか 掘っていない
- 寝つけない回が、どこかにあるのか 掘っていない
- 夜の回が増えているのか減っているのか(数えられていない) 掘っていない
一つずつ、掘り進めていきます。埋まらないまま残るものもあります。
この記事の方針
- 「確認済」と書けるのは、公式アカウントの投稿で照合できたことだけです。確認した話数を必ず添えています。
- ファンのあいだで語られている説は「ファン考察」と明示し、事実と混ぜません。
- 作中で説明されていないことは「未確定」のまま置きます。埋めません。
- まとめサイトや考察ブログは、語られている説を知るために読んでいます。読んだ文章や表を写さず、自分の言葉で書き直しています。そこで見たことを「確認済」にはしません。
- こちらで確かめられなかったことは、確かめていないと書いて出します。「よく挙げられるが、こちらでは確かめていないこと」の節がそれです。
- 根拠の薄い読みを載せるときは、節を分けて「ここから飛躍する」と書きます。本文に混ぜません。
- あらすじの再構成や、セリフの長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。
読み終わらなくても、ここで置いていけます。90日たったら、トップで一度だけまた出します。