考察 / まだわかっていないこと
鎧の中に、脱げば現れる別の姿があるのかどうか
鎧を脱ぐ場面は、いまのところ一度も出ていません。面の下に歯と歯ぐきが描かれた回はあり、転んで倒れる回もあります。それでも、外したところは描かれていません。
この問いは「中身は何か」と言いかえられることが多いのですが、言いかえた時点で前提がひとつ足されています。中身という入れ物の考えかたが、この作品に合っているかどうかが、まだ確かめられていないからです。鎧が服のように着脱されるものなのか、体の一部として描かれているのかが分かれば、問いの形そのものが変わります。
巷では「人が入っている」という読みが古くから語られています。根拠に挙げられるのは、道具の扱いかたや話しかたが住人と違って見えるところです。どれも外側からの推し量りで、脱いだ姿が出た場面を根拠にしたものではありません。
描かれていないことを、描かれていないままここに置いています。中身を当てにいくと、この問いは答えの出た形になってしまいます。
この問いが立つ回
触れているが、絵で確かめていない回
3文(各話の下に置いている短い言葉)を引いて見つけた回です。 絵を開いて確かめてはいないので、確かめた回とは分けて置いています。
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。