ひきだし

練習してもできないことは、どうなるのか

第1173話まで読んで書いています

先に結論考察

できるようにならないまま、終わる

  • 練習しても無理だった、と本人が言う
  • 直されるのは、本人ではなく道具だ
  • 二台をつなげて、ふたりで乗る形になる
  • 最後まで、ひとりでは乗れていない
  • それでも坂をのぼって、話が終わる

この記事で、まだわかっていないこと 4

まわりは、もう乗っている

名前の無い者たちが自転車で通りすぎていく。 事実(第1059話) 青い幕が立ち、ワイワイという声が続く。

そのあとで、かごの付いた自転車にふたつで乗って、キャアー、と声が出る。 終わりのこまでは、水をゴクリと飲んでいる。

考察/ここまでで言えること

乗れるかどうかの話は、まわりが乗っているところから始まっている。

ぶつかって、弁償という言葉が出る

ひとりで走って、木の幹にガシャとぶつかる。 事実(第1060話) 夕焼けの中で、店の者と向かい合う。

弁償…、という声が出て、こわれた自転車が置かれたまま終わる。 払う場面も、直す場面も、この回には続かない。

次の回では、傷のほうを聞かれる

どしたの そのキズッ!!、と聞かれる。 事実(第1061話) 額にばんそうこうが貼ってある。

ほんとに平気?、痛くないのォ?、と二つから続けて聞かれ、そっと手が当てられる。 そのあと、よし 出発ッ、で出かけていく。

考察/もう少し先まで読むと

こわしたことではなく、けがのほうが聞かれている。

本人が、できなかったと言う

当日になったらなんか乗れるかもって思ってたんだ、と言う。 事実(第1063話) そのあとに、練習しても無理だったケド…、と続く。

この作品で、やってみて駄目だったことを本人の言葉で認める場面は多くない。 前の回では、車体がグラグラゆれて、荷物持とっか?、と聞かれている。 事実(第1062話)

変わるのは、自転車のほうになる

自転車同士をこう…つなげてほしくって…、と店で頼む。 事実(第1064話) ロープだとあぶないし、という言葉が添えられる。

返るのは、取り急ぎ2台ならつなげられるかも!!、になる。

次の回では、つながった一台が、ジャジャーン、と出てくる。 事実(第1065話) これならふたりで乗れるよッ!!、という声が続く。

乗れないままで、乗っている

走り出したあと、スイスイ進むねッ、と言われて、うんッ、と返す。 事実(第1066話) 終わりのこまは坂で、シャカシャカとこいでのぼっていく。

ひとりで乗れるようになる場面は、ここまでに出てこない。

巷では、この一続きに名前が付いている

レンタサイクルの回として、まとめに並べられている。 巷の説 自転車の回、二人乗りの回、という呼びかたも使われる。 巷の説

合わないところ。 乗れるようになったかどうかは、巷でも触れられていない。 挙げられるのは、二人乗りになったところまでになる。

この読みの、弱いところ

引いているのは、八つ続いた回のうちの六つになる。

直されるのが道具のほうだ、と言うには、 本人が直される回がほかに無いことを見ることになる。そこは数えていない。

乗れないままで終わる、と言えるのも第1066話までだ。 そのあとの回で乗れるようになっていれば、この読みは崩れる。

ここから先は推測

考察/いちばん先まで読むと

できるようになることと、できるようになったように見えることが、分けて描かれている。

練習は出てくる。実らないことも出てくる。 そのあいだを埋めるのは、本人の上達ではなく、二台をつなぐ金具になる。

坂は最後まで坂のままで、こぎかたが軽くなったわけではない。 変わったのは、こぐ者がふたつになったことだけだ。

まだわかっていないこと

  • 練習が実らなかったと、作中が言うかどうか

    絵を開いた 事実(第1063話) 開いた。当日になったらなんか乗れるかもって思ってたんだ、と言い、練習しても無理だったケド…、と続く。できなかったことを、本人の言葉で認める形になる

  • 直される先が、本人なのか道具なのか

    絵を開いた 事実(第1064話) 開いた。レンタサイクルの店先で、自転車同士をこう…つなげてほしくって…、と頼む。返るのは、取り急ぎ2台ならつなげられるかも!!、になる。変わるのは自転車のほうだ

  • 乗れるようになる場面が、あとから来るかどうか

    確かめる道が無い 来ないことを示すには、第1067話から先を全部開くことになる。いま開いてあるのは第1066話までで、そこまでは二台をつなげたままだ

  • こわした自転車が、そのあとどうなるのか

    絵を開いた 事実(第1060話) 開いた。木の幹にぶつかったあと、夕焼けの中で店の者と向かい合い、弁償…、という声が出る。払う場面も、直す場面も、この回には続かない

この記事の方針

  • 「事実」は、絵か公式の投稿で照合できたことだけ。確かめた話数を添えています。
  • ファンのあいだで語られているものは「巷の説」、このサイトの読みは「考察」と分けています。
  • 根拠の薄い読みは「ここから先は推測」の節に分けています。
  • あらすじの再構成と長い引用はしていません。歌詞は一行も載せません。

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