考察 / まだわかっていないこと
明かされないことが、いちばん怖いのだといえるのか
怖さの出どころとして、よく挙げられるのがこれです。分からないから怖い。
この作品には、分からないことがたくさんあります。 仕組みの作り手、姿が変わる条件、名前の無さ、行方の分からない者。数えると、きりがありません。
いっぽうで、分からないことが怖くない作品もあります。 分からないままでも、暮らしが回っていれば引っかかりません。この作品にも、そういう回のほうが多くあります。
問いはこう置けます。分からないことのうち、どれが怖いのか。 全部が怖いわけではありません。危ないことに関わる分からなさだけが怖いのかもしれません。だとすれば、怖さの出どころは分からなさではなく、危なさのほうです。ここは分けて考えたいところです。
この問いが立つ回
短い言葉で見つけただけの回
この問いは、絵を開いても決まりません(怖いと感じるかは読む側)。 下の回は各話の短い言葉を引いて見つけたものですが、 絵にはこの問いの答えが写らないので、上の「この問いが立つ回」とは分けています。
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。