考察 / まだわかっていないこと
悪い夢が続いた一続きは、何を描いていたのか
夜道で大きなものに出会い、そのあと悪い夢が続きます。夢の中に出てくるのは、受からないこと、はがされる紙、閉まる門。どれも、ふだんの暮らしで気にしていることです。
夢と外の出来事が、はっきり分けられていません。 目が覚める場面も、夢だったと誰かが言う場面も、こちらの記録では追いきれていません。読む側は、どこからが夢なのかを自分で決めることになります。
巷では、怖い回として語られることが多くあります。怖さの出どころは、出てくるものではなく、分けられなさのほうにあるように見えます。
問いはこう置けます。この一続きは、外から来たものの話なのか、内側の話なのか。 見せたものがいたのなら外の話で、いなかったのなら内側の話です。どちらとも読める形で置かれています。
この問いが立つ回
触れているが、絵で確かめていない回
3文(各話の下に置いている短い言葉)を引いて見つけた回です。 絵を開いて確かめてはいないので、確かめた回とは分けて置いています。
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。