考察 / まだわかっていないこと
悪夢を見せていたものは、何者として出てきたのか
夜道で黒くて大きなものに出会い、そのあと悪夢が続く回があります(単行本第7巻に「あくむ」という章があります)。出会いと、夢が、続けて描かれています。
つないでよいかどうかは示されていません。 夢を見せたのだとは、作中の誰も言いません。出会った場面と、夢の場面が並んでいるだけです。
夢の中には、受からないこと、はがされる紙、閉まる門が出てきます。ふだんの暮らしで気にしていることが、そのまま出てきます。 外から来たものが見せたのなら、中を知っていたことになります。
問いはこう置けます。そのものは何だったのか。 そして、夢はそのものによるものだったのか。 二つ目を先に決めてしまうと、一つ目が「夢を見せるもの」として決まってしまいます。順番を取り違えないようにしたい問いです。
この問いが立つ回
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。