考察 / まだわかっていないこと
島に残ったふたつは、どこへ向かったことになるのか
島の者たちが舟をこぎ出していく場面があります。朝の海に島が浮かんでいて、そこから出ていく。行き先は描かれていません。
そのうちのふたつが、巷の考察でよく取り上げられます。味方だと名のった者たち、助けてくれた者たち。書きとめでは、名前までは残していません。
問いはこう置けます。離れることは、助かったことなのか。 巷では、後ろに影が近づいて終わる、という読みが語られています。その読みを取ると、離れることは終わりではなく続きです。
絵で確かめられているのは、舟が出たことと、朝だったことまでです。その先を描かずに終えるという置きかたそのものが、この一続きの終わりかたでした。
この問いが立つ回
短い言葉で見つけただけの回
- 第779話 かがり火の夜。残ったふたつの行き先は出てこない
各話の下に置いている短い言葉を引いて見つけた回です。 1話に三つしか書いていないので、この問いについて絵で確かめたことにはなりません。 上の「この問いが立つ回」とは分けて置いています。
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。