考察 / まだわかっていないこと
ハチワレが文で話せるのは、ちいかわと何が違うからなのか
同じこまの中で、片方が文で話し、もう片方が一音だけを出している回があります。並んでいるので、差がその場で見えます。似た姿で、同じ町に住み、同じ仕事に出ているのに、言葉の出かたが違う。
違いの理由が描かれていません。 生まれつきなのか、覚えたものなのか。ハチワレが出てくる前のことは語られていないので、どこで言葉を身につけたのかも分かりません。穴の底からひとりで声を上げている回が早い時期にあり、そこではすでに文で話しています。
読みは二つに分かれます。ひとつは、話せる者と話せない者がもともといるという読み。もうひとつは、話すかどうかはその場で決まっていて、たまたま片方に多く出ているという読み。どちらも、境目を示した回を根拠にできていません。
言葉が出るか出ないかは、この作品でくり返し目に入るのに、説明された場面がありません。
この問いが立つ回
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。