考察 / まだわかっていないこと
一人で過ごす回が、これほど少ないのはなぜか
たいてい、誰かと一緒にいます。食べるときも、働くときも、寝るときも。一人で過ごす回は、数えるほどしかありません。
あるにはあります。本をひらいて夜を過ごす回、机に向かう回、草地をひとりで歩く回。どれも、静かな回として置かれています。
一人の回が少ないということは、この作品が誰かといることを土台にしているということでもあります。友だちという言葉が何度も出てくることとも、つながります。
問いはこう置けます。一人でいることは、この世界でどう扱われているのか。 さびしいこととして描かれているのか、ふつうのこととして描かれているのか。一人の回が少ないぶん、一回ごとの重さが変わってきます。 数えれば、どちらに寄っているかは見えてきます。
触れているが、絵で確かめていない回
3文(各話の下に置いている短い言葉)を引いて見つけた回です。 絵を開いて確かめてはいないので、確かめた回とは分けて置いています。
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。