考察 / まだわかっていないこと
地下へ下りていく一続きで、何が分かったのか
木の根もとへ走る背中があり、土のあなの入口があり、土の中の木の扉があり、地下に列が並びます。追いかけていくと、地下の広い場所に着きました。
そこが住まいなのかどうかは示されていません。 家具も、寝床も、暮らしの跡も描かれていません。並んでいるもののほうが場を占めています。
巷では、この一続きをもとに、うさぎの正体を読む説が語られます。着いた先が家でなかったことは、その読みの出発点になっています。
問いはこう置けます。あの地下は何の場所なのか。 そして、追いかけて着いた先が住まいでなかったことは、住まいが無いという意味なのか、別のところにあるという意味なのか。 追いかける話は、そこで終わっています。
この問いが立つ回
触れているが、絵で確かめていない回
3文(各話の下に置いている短い言葉)を引いて見つけた回です。 絵を開いて確かめてはいないので、確かめた回とは分けて置いています。
この問いの方針
ここには答えを書きません。作中で説明されていないことを、 説明されていないまま置いています。 語られている説を並べて比べているのは考察のほうです。